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iPhoneやMac対応!バッテリーの寿命と駆動時間を最大限に延ばす方法

IPhoneやMac対応 バッテリーの寿命と駆動時間を最大限に延ばす方法

新しく MacBook Pro 15' を買いました!安い買い物ではないので、長く大事に使っていきたいと思っています。

Macを長く愛用していくためには、バッテリーの取り扱いが重要。これは前のMacでかなり痛感している部分で、ヘタったバッテリーを背負ったMacほど使いにくいものもありません。

では、Macのバッテリーはどうやって取り扱うのが正しいのか?充電のタイミングやサイクルはどうしたら良い?

そんなMacのバッテリーについて調べたことをまとめていこうと思います。

そもそもMacのバッテリーって何を使ってるの?

Apple製品には、リチウムイオンバッテリーが使用されています。

従来のバッテリー技術に比べ、リチウムイオンバッテリーはより速く充電でき、より長持ちします。また、より高い出力密度を持っているので、耐用年数が延びた一方、バッテリー本体は軽くなりました。

リチウムイオンバッテリーの仕組みについて少し詳しくなれば、いっそう有効に活用することができます。

どうなるとバッテリーがヘタるの?

さて、ではでは本題へ。「どうしたらバッテリーはヘタってしまうのか」についてです。

Macで採用されているリチウムイオンバッテリーは、放充電の回数で寿命が決定します。充電を繰り返すことで、最大容量が減っていくんですねー。

例えば、MacBookのバッテリーはフル充電サイクルを1,000回繰り返した時に、本来の容量の最大80%を維持できるように設計されているそうです。

それ以外にも、iPhoneなら500回、iPadなら1,000回、繰り返しフル充電サイクルを行うと、本来の容量の最大80%を維持するようになっているそうです。

フル充電サイクルって?

ここで気になるのが「フル充電サイクル」という言葉。どういう充電をすれば、フル充電サイクルが1回とカウントされるのでしょうか。

結論を言いますと、バッテリー容量の100%に相当する電力を使い切ると、1回の充電サイクルが完了したことになります。

例えば、

・100%の状態のバッテリーがある。
・60%消費して、40%残った。
・60%充電して、100%に戻った。
←この時点では、まだ1サイクルに満たない→
・40%消費して、60%残った。
←消費量が100%に達したので、ここで1サイクル→

こうなります。

つまり、「100%のフル充電を何回するか」は問題ではなく、あくまで合計100%分の消費をしたのが大切で、そこで初めて1サイクルとなるんです。

なので、いつどのタイミングで充電してもOK。それ自体には問題がないんですね。

正しい充電の仕方ってあるの?

じゃあ、正しい充電の仕方とは何なのか。バッテリーの取扱いについてお話しします。

バッテリー残量を0%にしても良い?

まず「0%状態にしても良いのか問題」について。

結論から言って、良くありません。また、0%にしてから充電するメリットもありません。

Apple公式曰く、バ ッテリーを完全に使い切った状態で保管すると、バッテリーは重放電という状態になり、充電された状態を保てなくなる可能性があるそうです。

また、上述したとおり、フル充電サイクルは現在のバッテリー残量に関係なく、好きな時に充電してOKという事なので、0%にしてから充電を開始する意味はありません。

なので、基本的には0%になる前に充電をした方が無難ということです。

充電器は挿しっぱなしで良い?

次に気になる点は、「充電器を挿しっぱなしで使用してOKか問題」について。

結論から言って、フル充電が完了しているのに充電を継続する行為は、バッテリーの最大容量を減らす要因になってしまいます。止めましょう。

携帯電話やスマートフォン、ノートPCなど、毎日の持ち運びを前提としている電気機器においては、満充電継続による電池性能の劣化が欠点となります。

via: リチウムイオン電池の特徴と仕組み | 充電回数・メモリー効果・使用時の注意点

という事ですので、フル充電が完了したら速やかに充電器を外すのが無難です。

上述したとおり、残り80%から充電する分にはなんの問題もありませんので、外出などが控えている場合は少し余裕を持って充電を始めると良いでしょう。

その他の取り扱い注意点

その他、バッテリーの駆動時間・耐用年数を最大限に延ばすために、以下の点についても気を配ると良いでしょう。

・最新のソフトウェアにアップデートする
・極度な温度の場所に持ち込まない
・設定を最適化する(明るさ調整など)

詳しくはAppleの公式サイトが非常にためになるので、一読することをオススメします。

あとがき

今回お話しした内容は、Macに限ったことではありません。iPhoneやiPadにも共通して言える話であり、その他のリチウム電池を使用している機器にも言える話です。

総じて言えることは、「充電は、適度なところを行ったり来たりしているのが良い!0%でも100%でも良いことはないよ」ってことですね。

  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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