以下の動画を見ていて、ふと「なるほどなぁ」と思った一節ががあった。
由緒正しき最高級キーボードなので、沼が瞬時に終わる
なるほど……いやぁなるほどである。 たしかにその感覚は僕にも心当たりがありまくるところだったので、妙に納得してしまった。
たしかに僕は、HHKBを買っても沼を抜け出せなかった愚者でございやす。ロープロファイルキーボードという存在を知った結果、MX MECHANICAL MINI と Keychron K3に浮気をする始末。
しかし、これらのキーボードを使っていても「3.5万円の高級キーボード」という圧倒的存在感が薄れることはなく、HHKBという絶対的な存在を忘れることはできなかった。
結局、HHKBなのよね。なんでかここに戻ってきてしまう。
「キーのストロークが深い」とか「跳ねっ返りが強いのよね」とか「ちょっと重いし、かさばるし」とか、そういう、たまに「う〜ん…」と感じるところも、思考が巡り巡った先は結局「それがHHKB!そこも愛せる!」となってしまうのだ。
どんなに些細な不満点も、その圧倒的な「タイピングの気持ちよさ」に叩き潰されてしまう。それぐらいの圧倒的な快感を得られるのが、HHKBという絶対王者の魅力だ。
これからもおそらく「おっ、あのキーボード良さそう!使ってみたい!」などと、目移りすることはあるだろう。それは単純に、僕が「キーボード」という道具が好きだからだ。
しかしそのたびに「いやいや、お前は結局HHKBから抜け出すことはできないんだよ」と抑制することができる。買わずとも、試打だけしておけば満足できる身体になっている。
それが、HHKBを持つことの大きな理由のひとつ。「HHKBさえあれば良い」と思えることこそ、HHKBを手に入れることの最大のメリットなのかもしれない。
あとがき
大前提としてキーボードによってできることの違いなんてほとんどないので、そもそも正解なんてなくてですね。
単純に好みの問題。合う・合わないの話だと思うんですよね。
僕の場合は自分のセンスをヘタレポンコツ太郎と自覚しているんで、基本的には健全な権威主義といいますか、長いものには全力で巻かれにいきます。
この言葉のチョイス、好きなんだよなぁ。