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子供を持つ親ならビデオカメラは絶対買うべき!一眼レフやスマホじゃダメな理由

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ビデオカメラの存在意義について疑問がありました。

最近のスマートフォンは画質も良いですし、iPhone XS MAX なんて 4K で撮影できちゃいます。容量だってたっぷりありますし、その上コンパクトで持ち運びもしやすい。SNSへのシェアも簡単です。

じゃあもう手持ちのビデオカメラって、いらない子なんじゃないかって。そう思っていました。——子供が生まれるまでは——。

子供が生まれたときに「出産祝いだ」ってことで両親から SONY のビデオカメラを贈っていただいたんです。当時の僕は、嬉しかったんですが、本音のところでは使い所がなくて困ってしまったんです。

しかし子供が大きくなるにつれて「子育てにはビデオカメラが必須だったのか!」と気づかされたのです。これはもう確実に必要。一眼レフなんかよりもまず手に入れるべきものです。

スマホは一眼レフの弱点

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上述したとおり、ビデオカメラとスマートフォンで比べたとき、単純な画質で比べたらスマートフォンの方がキレイに撮れます。一眼レフと比べてしまったら、ダントツで一眼レフに軍配が上がります。

「キレイな絵が欲しい」なら、スマホや一眼レフが最適解です。ビデオカメラなんていりません。

でも子供が生まれると思い知らされます。自分の都合の良い構図や距離でなんて撮影できないことを。

たとえば幼稚園の運動会。彼女は自由奔放・縦横無尽に動き回ります。しかも撮影できる位置には決まりがあり、かなり遠距離から捉えなくてはなりません。しかも撮り逃しが許されないので、録画しっぱなし。20分ぐらいの動画なんて当たり前です。

たとえば劇の発表会。僕がこの前見たときは、観覧席と撮影席が完全に分かれており、撮影席は観客席の最後尾のさらに後ろ。かなり後ろの方からサヤエンドウぐらいの彼女を撮影しなければなりません。しかも三脚はNGなので、手で構えなければならない始末。

こんな過酷な環境で、一眼レフで撮影なんてできません。

容量がすぐ足りなくなる。重すぎて手ブレがひどいし、疲れる。ピントがいちいちズレる。暗転した部屋に弱い。

スマートフォンでの撮影もダメです。

スマホのカメラはズームに弱いので、遠い被写体は撮れない。電話などのイレギュラーが起こる可能性が高い。バッテリー残量も心配になる。容量の空きに自信があっても、意外なタイミングで「ストレージが足りません」って言われる。

「子供の晴れ舞台をキッチリ動画に収めよう!」と思ったら、ビデオカメラじゃなくちゃダメなんです。

ビデオカメラの最大の長所は

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ビデオカメラならではの特徴は以下の通り。いかに子供のイベントに最適化されているか分かると思います。

軽くてコンパクト!疲れない

長時間撮影が可能!内蔵メモリ + SDカードで安心

高倍率ズーム!遠くの被写体も撮影OK

オートフォーカスと手ブレ機能で動く被写体を捉える

ボタン一つで録画開始!操作手順が単純で明瞭

軽くてコンパクト!疲れない

三脚が使える場所であれば良いのですが、そういった「自分の都合」が通らない場合があります。しかも珍しいわけではなく、むしろ周りの環境に合わせて柔軟に対応しなければなりません。

その結果、手で持ったまま20分ぐらい撮影し続けなければならないケースも出てきます。

こうしたときにでも疲れにくく、自分の体でカメラを固定し続けられるのは、ビデオカメラだからこそです。

一眼レフのように重すぎず、スマートフォンのように小さすぎず。何より「動画を撮るために最適なフォルム」をしていますからね。

長時間撮影が可能!内蔵メモリ + SDカードで安心

20分の動画を3本撮ったら、それだけでもう1時間です。これは全然珍しいことじゃなくて、これぐらいの長丁場は覚悟しておく必要があります。

ビデオカメラなら1時間や2時間の撮影もお手の物。「動画を撮るためだけの機械」だからこそ、安心して撮影ができます。

高倍率ズーム!遠くの被写体も撮影OK

これは本当に大切。被写体が一番輝ける構図を狙って撮影できれば良いのですが、そんな都合のいいベストポジションなんて、まず恵まれません。

席の確保に失敗する。群衆の中から撮影しなくちゃいけない。子供の位置がちょうど園庭の反対側だった。

遠くの被写体を狙わざるを得ない状況はいくらでもやってきます。こうしたとき、ズーム機能を使っても画質を大きく損なわずに撮影できるのが、ビデオカメラの強み。

オートフォーカスと手ブレ機能で動く被写体を捉える

被写体は大きく動きます。仮に被写体の動きが小さかったとしても、ズームで撮影していれば相対的に激しく揺れます。

被写体を捉えて離さない。単純で当たり前のように思いますが、これが本当に大切。

家に返って再生してみたら「肝心な所でフレームアウトしてるじゃん!」なんて失態は、絶対にできないんです。だって、唯一無二の、その瞬間しかないのが、子供の成長なんですから。

ボタン一つで録画開始!操作手順が単純で明瞭

複雑な操作がいらない。手にとって、構えて、ボタンを押す。これだけで撮影が始められる手軽さは、意外と重要です。

操作や設定に手間が掛かって、子供の一番の見せ場を逃してしまう。思いがけないトラブルへの対応で、せっかくの子供の笑顔が撮れなかった。

そういうリスクをできる限り下げるためにも、「録画するためだけの専用機」っていうのが大切なんです。

執筆後記

僕はビデオカメラに詳しくないので、どこのメーカーの、なんの機種が良いって話はできません。僕が使っている機種を紹介するだけで精一杯です。

でも、どんなものであっても、動画を撮るためだけに作られた機械であるビデオカメラは、必ず持っておくべきだと確信しています。

最新モデルでなくても構いません。型落ちの安いもの、なんなら中古とかでも良いでしょう。なんでも良いから「ビデオカメラ」はぜひ一台持っておくことを強くオススメします。

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  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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