以前書きましたが、パソコンに入っているほとんどのフォントは「プロポーショナルフォント」と言って、文字ごとに横幅が違っています。
これのせいで、つまりは文章の末尾が揃わないという現象が起こります。同じ文字数の行でも、末尾が揃わないので、縦のラインがガタガタになってしまう。
これが非常に気持ちが悪いので、個人的に好きではない。
これを解消するためには、「文字によって横幅が左右されない "等幅フォント" を使う」という方法があります。
しかしこれまた問題が。等幅フォントって種類が少なくて、良い具合で綺麗なフォントってないんです。
そこで、等幅に対応している日本語フォントで綺麗なものは無いかと探して、ようやく見つけたものがあります。
それが「Miguシリーズ」です。
等幅対応の綺麗なフォント「Migu」
フォント「Migu」シリーズは、フリーで使用できるフォントの1つ。
ヒラギノ角ゴのように、丸みを帯びつつもパリっとしていて、使いやすくも読みやすいフォントです。
種類は全部で4つあり、それぞれに特徴があります。
・Migu 1P
・Migu 1C
・Migu 1M
・Migu 2M
それぞれの特徴は、以下の通り。
表を見て頂いて分かる通り、等幅フォントに対応しているのは「1M」と「2M」。逆に「1P」と「1C」はプロポーショナルフォントになります。
並べてみると、これほどに違いがあります。
私は等幅フォントが欲しかったので、「1M」をインストールしました。加えて、プロポーショナルフォントも一応入れておきたかったので、「1C」もインストール済みです。
インストールの方法
Macでフォントをインストールする方法は簡単です。
まず、インストールしたいフォントをダウンロードします。今回の件であれば、以下のリンクから「Miguシリーズ」をダウンロードできます。
ダウンロードしたZIPファイルを解凍すると、中に「○○.ttf」というファイルが入っています。
これを、アプリ「Font Book」にドラッグ&ドロップするだけ。これでフォントのインストールは完了です。
あとがき
フォントを遊び始めると、普段から使っているMacアプリが一層楽しくなります。
例えば、テキストエディタである「CotEditor」や、Evernoteなんかが、私にとってはそうです。使い慣れてきた道具でも、フォントをちょっと弄るだけで、全然違った気分にさせてくれます。
フォントで遊ぶのはオススメ!ぜひ試してみてください!
それでは、今日はこの辺りで。