ZIPファイルや生データをメールに貼り付けて送信する。こうした行動があまり喜ばれないシーンも、ビジネスでは多いものです。
そこで私がよく使うのは「ファイル転送サービス」。
ファイルをアップロードするとURLが発行され、そのURLからファイルをダウンロードできるという仕組みの物です。これを利用して、クライアントには発行されたURLを送信し、セキュリティーコードを別メールで送るといった使い方をしています。
また、メールに貼り付けられないほど大容量のファイルを送信するときの手段としても、このウェブサービスは利用できます。
今日はそんな「ファイル転送サービス」の中でも、私がよく使っているものを2つご紹介。どれも無料で使い始められるのでオススメです。
宅ふぁいる便
私が一番好んで使っているのが、この「宅ふぁいる便」です。
面倒な会員登録が不要なのが特徴。「会員登録なし」「無料会員(プレミアム会員)」「有料会員(ビジネスプラス会員)」の3種類がありますが、普段使いであれば会員登録なしで全く問題ありません。
セキュリティ面も安心で、送受信ともにSSL暗号化しています。また開封通知、ダウンロード通知も無料で使えるのが嬉しい。(※ダウンロード通知は無料会員の機能です)
ファイルをドラッグ&ドロップでアップロードできるのも、個人的に非常に嬉しい。その都度ファインダー画面が開いて、該当するファイルを見つけるのは面倒ですからね。
会員登録なしで送れるファイルには制限があり、10ファイル/50MBまでと決して豊かなアップロード容量ではありません。ですが、手軽にサクッと使うには問題ないので、私はこれを一番頻繁に使っています。
ギガファイル便
大容量のファイルを送付するには「ギガファイル便」を利用しています。
こちらの会員登録せずに使い始められて、容量は無制限。1ファイルの容量は2GBまでOKと、かなり太っ腹なウェブサービスです。
容量が大きくなりがちな画像ファイルなどは、「宅ファイル便」では送りきれません。そういう場合はこの「ギガファイル便」を使って送るようにしています。
他にもファイル転送サービスはいろいろ
他にも「ファイル転送サービス」と呼ばれるウェブサービスはいくつかあります。
例えば私が以前使っていたのは「FireStorage」というサービス。普段使いに便利ではあるのですが、サイト内が非常に見にくく、使いにくかったので止めました。
他にも、「おくりん坊」や「ファイルポスト」や「データ便」なんてサービスもあります。
「宅ファイル便」と「ギガファイル便」の2つがあれば、大抵の用途では困りません。ですがこの辺りは好みで分かれる部分でもありますので、ご自身のお気に入りを見つけたら良いと思います。
でれも基本は無料で使い始められるので、まずはサクッと触ってみるのがよろしいかと。
あとがき
そういう場合に私は、該当ファイルをZIPファイルにまとめてしまい、そのZIPファイルにパスコードをかけるようにしています。生データを転送サービスにアップロードするよりは安全ですよ。
それでは、今日はこの辺りで。