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iPhone用ガラスフィルムに品質を求める人に推せる逸品【ESRのウルトラフィットプロ】

iPhone用のガラスフィルムについて、どのブランドのものを使用するべきかは悩ましい問題だ。特に製品の特徴を見ることもなく、価格がそこそこ安くてレビューの件数が多いものをAmazonで選んでいる人も多いだろう。

その選び方で間違っていないと思う。私もいままでそうしていたし、それで何か不足や不満が起こることがなかった。

ただ、もしあなたがワンランク上のガラスフィルムを使いたいと思うなら、ESR社の「ESR UltraFit Armorite Pro Screen Protectorfor」はオススメできる。同社から試供してもらったのだが、忖度なしに、これは良いものだったのだ。

ひとつ注意点があるとするなら、価格もなかなかプレミアムなのだ。「この価格を出しているのだから、それよりも品質が良くて当然」と、いえなくもない。
したがってこれは、ガラスフィルムに質を求めたい人への記事となる。

ESR UltraFit Armorite Pro Screen Protectorfor とは

ESR UltraFit Armorite Pro Screen Protectorfor」は、ESR社が提供しているガラスフィルムの中でも最上位に位置する製品。全部で三種類のバリエーションがあり、それぞれのスペックと価格は以下のような関係となっている。

ESR UltraFit Armorite Pro Screen Protectorforの謳い文句は以下の通り。

  • 一般的な保護フィルムと比較した衝撃耐久力が10倍
  • 約2.5mの高さから64gの鋼球落下衝撃に耐久する強度
  • 二重のイオン交換化学強化ガラス
  • 強化された傷防止機能で耐久性が最大2倍向上。目に見えるキズを25%低減
  • UltraFitトレイによる失敗しない2段階ステップ貼り付け。
  • かつてないほどクリア。反射率:-50%/光の損失率:-25%/かすみ率:-56%
  • エッジまで保護する全面スクリーン保護

耐久性について確かめる術がないので、「なるほど了解」と話半分で聞いておくことにする。
ただ、それ以外の品質に関しては、確かに実感できるほどに高品質なように感じたので、詳しくご紹介したい。

製品概要とフォトギャラリー

パッケージデザイン。ハイクラスのパックということもあり、なかなか品格のあるデザインをしている。

内容物。ガラスフィルムは3枚入っている。

アルコールシートとホコリ除去シール。磨くためのフロスと、貼り付け方の動画へのリンクQRコード。

UltraFit Armorite Pro Screen Protectorfor の貼り付け方

それでは実際にフィルムを貼り付ける工程についてご紹介する。ちなみに公式が動画を配信しているので、こちらを見ていただくと、よりイメージがわきやすいと思う。

それでは貼り付けていく。
まず前準備として、ガラスフィルムの入った袋をトレイに設置する。

トレイ上部に穴が空いているので、そこにしっかり固定する。

これでトレイの準備はできた。

次に①の袋からアルコールシートを取り出す。ちなみに作業をするときは、iPhoneが傷つかないように、タオルなどの柔らかい素材の上で行うのがおすすめ。

アルコールは揮発性が高く、蒸発しやすいため、こういった電子機器に利用しても大丈夫。しっかりとガラス面をキレイにしておく。

液晶がキレイになったら、細かなホコリなどを除去していく。③のシールを使って、ペタペタと取り除く。

iPhoneがフィルムを貼り付けられる状態になったら、先ほどトレイに敷いたガラスフィルムの、外側のビニール袋を取り除く。

ディスプレイを下にして、トレイの上にiPhoneを乗せる。

トレイにフタをしたら、左手でトレイのフタを上から抑えつつ、右手でテープを引き出す。このときのコツは、ためらわず、一気に引き抜くこと。

これで完了。

このままだと、ディスプレイに気泡が入ってしまっているかもしれない。

なので最後に、フロスを使って気泡をすこし押し出してあげる。

完璧!

UltraFit Armorite Pro Screen Protectorfor の素晴らしいポイント

誰でも簡単に貼れる仕組みがすごい

上述のように、専用のトレイの上にiPhoneを乗せて、テープを引っ張れば、あら不思議!ズレなく、気泡なく、埃なく、ぴったりフィルムが貼れてしまう。

フィルムを貼るのが苦手という人も少なくないだろうから、これは非常に嬉しい配慮だろう。

正直僕は、いままで何度もフィルムを貼ってきたので、トレイを使わないでもそこそこキレイに仕上げられる自信がある。ただ、楽ができるなら、それはそれで嬉しい。

ただ、以外と手順が複雑…というか、失敗したくないので、慎重にならざるを得ず、作業中は神経つかった。動画の画面を開きながら、何度も再生と停止を繰り返したので、時間がかかってしまった。

エッジまでしっかりガードしてくれる

ガラスフィルムがしっかりとエッジの端っこまでカバーしてくれているのが、地味にとても嬉しいポイントだ。

ガラスフィルムの中には、ディスプレイの可視範囲までしか保護してくれず、「寸足らず」になってしまうものもある。これだと見た目にもカッコ悪いし、いざというときの防御力にも不安が残ってしまう。

このフィルムはディスプレイの端っこギリギリのところまでカバーしてくれているので、非常に心強い。ケースを装着すれば、ディスプレイが完全に保護された状態になるので、これなら安心していられる。

本来の美しさそのままなディスプレイ

ディスプレイは非常に美しい。めちゃくちゃに美しい。発色も良くて、変に黄ばんだり赤みがかったりすることもなく、非常にナチュラルでクリアだ。

フィルムを付けているなんてことを意識する隙間もないぐらい、違和感なく使えている。

指の滑り心地もいい。とてもいい。変に指が引っ付いくような感覚もなく、滑らに指をすべらせることができるので、画面の操作も良好だ。ゲームも違和感なくプレイできている。

指紋や汚れがつきにくい…気がする

そういえば、使っていて指紋があまり気にならない。付いたとしても、服でキュキュッとすれば、元通りにキレイになる。

汚れやキズに強いという話も納得できるほど、指紋などの簡易な汚れにも強く、メンテナンスがしやすい。

3枚入りだから実はコスパも悪くない

Amazon価格で約3,000円とあって、たしかにガラスフィルムとしては高額な部類だと思う。ただ、実はこの商品、3枚入りだ。

1枚あたり1,000円と考えると、そこまで高額という印象もなく、むしろリーズナブルにも感じられる。
3枚もあれば、1年は余裕で使い回せる。——いや、2年ぐらいは十分に間に合いそうだ。

家の中に在庫として持ち続けなければいけないことに、ちょっとわずらわしさを感じるが、「常に予備が家にある」と考えれば逆に心づよくもある。

UltraFit Armorite Pro Screen Protectorfor のイマイチな所

正直、デメリットと呼べるようなポイントはない。使っていて不平不満はなく、ただただその品質に満足している日々だ。

あとは「防御力がどれだけ高いのか」だが、それはもうすこし長く使ってみてわかるところだろう。が、今のところなんの心配もない。

もし仮に割れたりしても、すぐに予備のものと付け替えられると思うと、非常に気持ちが楽だ。

総括:満足度の高いガラスフィルム

いままでガラスフィルムは、ほとんど安さに惹かれる形でNIMASOのものを使っていた。
品質に不満はなかったし、「キズや割れが出たら取り替える消耗品」という意識だったので、安いほうが魅力的だった。

ただ今回のフィルムを使ってみて、ちゃんと品質についても目を向けるべきだなと感じた。それだけ満足感の高いガラスフィルムであったよ。
とりあえず今後も「迷ったらコレ」という感じで使っていくのだと思う。

  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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