先日、といっても一ヶ月ほど前のことなのですが、ブログのカテゴリを大幅に変更しました。
今まではかなりアバウトに区切っていて、全部で10個ぐらいしかありませんでした。その代わり、タグは多めに付けるようにしていて、記事同士がヒモ付けされるようにしていました。
でも、タグってあんまり使われないっぽいんですよね。やはり階層構造のないキーワードの羅列は使いづらいのでしょう。
そこで、本来の階層構造をシッカリと持たせる意味で、カテゴリを細分化したんです。
今日はそんな私のブログカテゴリについて、その狙いと得られたものについてお話しします。
今のカテゴリ分けについて
今回行ったカテゴリ分け、大カテゴリ自体はほとんど変更していません。それぞれのカテゴリの小カテゴリを細分化が、一番の大きな変化です。
ですので、大カテゴリは以前と同じ以下の10個です。
- Mac
- iPhone
- iPad
- ウェブサービス
- ガジェット
- ブログ運営
- 仕事で役立つ情報
- 生活で役立つ情報
- 手帳/ノート/文房具
- その他セミナー・イベント情報
それぞれのカテゴリについて、ちょっと補足でご説明します。
Mac|iPhone|iPad|ウェブサービス
これら4つについては、それぞれに対して、
- 基本と応用
- アプリの活用
- まとめ系
の3つに分けています。
「基本と応用」では、基本的な機能や操作に関する情報、あるいはデバイスそのものの小技をご紹介します。
「アプリの活用」では、アプリケーションそれぞれにフォーカスしたカテゴリです。「SNS系」などでまとめる場合もありますが、「Evernote」などはボリュームが大きいので独立させています。
「まとめ系」では、ある一つの切り口に対してオススメのものを列挙して紹介している記事です。例えば「iPhoneで使えるおすすめウィジェット12個」とか、そういう記事です。
ガジェット
ガジェットでは、いろんなアイテムについての紹介がメインです。外付けのバッテリーやiPhoneを落とさないようにするリングなど、ITやデジタル系のアイテムが多いですね。
ブログ運営
ブログ運営では、ブログを運営する上で役立つ情報をまとめています。それは、ツールだったり考え方だったり、はたまたWordPressの便利機能だったり。
それらを、以下のようなカテゴリに分けて紹介しています。
テクニック・ツール
ブログを運営・更新する上で便利に使えるテクニックやツールの紹介。読みやすい文章の書き方や、記事を速く書き上げるなどなど、様々です。
アクセスアップ・SEO
「どうやったらアクセスを集められるか」という点についてまとめたカテゴリ。SEOの話などはあまり得意ではありませんが、今後の勉強をかねて伸ばしていきたいカテゴリのひとつ。
考え方・心構え
私の、ブログに対する姿勢をいろいろとまとめてあります。別にこれが必ず正しいわけでもありませんし、これをやったから人気ブログになるわけではありません。ですが、ブログの方向性に迷ったときは良い刺激になると思います。
WordPress
WordPressに関するカテゴリ。基本的な設定から、オススメのプラグインまで。ちょっとまだ記事数は少ないですが、少しずつ増やしていきたいカテゴリ。
モブログ・タブログ
「モブログ = モバイルを用いたブログ更新・運営術」「タブログ = タブレットを用いたブログ更新・運営術」についてご紹介します。
仕事で役立つ情報
仕事を行う上で使える情報をまとめています。タスク管理の仕方やプレゼンテーション方法、業務の効率化やファイルの管理方法など。
また、私がウェブディレクターという立場ということもあり、ディレクション・デザイン・html に関する話もこちらにまとめています。
生活で役立つ情報
日常生活で役立つ情報をまとめています。写真の管理や習慣、日記やライフログなどは人気ですね。
手帳/ノート/文房具
当ブログを影で支え続けて、高いアクセスを頂いているジャンルである「文房具」です。
私自身、かなり文房具が好きで、いろいろ試してはレビューをしています。万年筆に関する Tips だったり、オススメのペンの紹介だったり、様々取り揃えていますので、文房具好きの方はぜひぜひ。
その他セミナー・イベント情報
セミナーに参加させていただいたり、ウェブの番組に出演したり、外向きの活動も多々行っておりますので、それらの情報をまとめています。
カテゴリを小分けにした理由
今の私のブログ記事数が約 800 になります。この記事数で、ここまでカテゴリを細分化してしまうと「1カテゴリ当たりの記事数は少なくなってしまうのでは?」という思われるでしょう。
でも、それで良いと思います。というか、一画面に収まるぐらいの記事数になるまで、カテゴリは細分化したかったんです。
ブログはストック型のメディアだと言われています。確かに、記事は書いた分だけ財産になり、いつまでも情報として残り続けていきます。
しかし、検索に拾われなかったら、読まれなければ意味はありません。そして、一度陽の目を見なかった記事は、ほとんどの場合は海底に沈みっぱなしになってしまいます。
自分で書いていながらこういうのもアレですが、「人気は出なかったけど、いい記事だと思うんだけどな。役立つ情報だと思うんだけどな」と思える記事は山ほどあります。
そうした古い記事を、簡単に呼び起こして水面にまで押し上げるために、ここまでカテゴリを細分化したわけです。
一ヶ月ほどの成果をアナリティクスで分析してみましたが、回遊率が上がったり、直帰率が下がったりといった目に見えた効果は今のところありません。ですが、それでもいいのかなと。
だって、自分が使いやすいと思ってるんだから。
思わぬ恩恵
これだけのカテゴリを作っていて、ふと感じたことがあります。
それは「まだこういう記事書いてない!」とか「このジャンルの記事はもっと充実させてもいいな」とか、そういうアイデアがどんどん出てきたこと。
自分のブログの抜け漏れといいましょうか。
例えば自分が好きなアプリの中に「Better touch tool 」というアプリがあります。メチャクチャ便利なのですが、その分高機能で設定が複雑です。今の時点で8記事ありますが、それでもまだまだ語りきれていないと実感できたのは、非常に大きな収穫でした。
あとがき
という感じでカテゴリを分けてみたのですが、いかがでしょうか。Evernote を使っていても、私はタグよりもノートブックを多用する派なので、このような管理が良いかと思っているのです。
一番の目的である過去記事の発掘がしっかりできれば良いのですが。他にも何か施策を打っていこうと思います。
あっ。ちなみに接頭語でアルファベットを置いているのは、カテゴリの並びをコントロールしたいからです。任意で移動させられないからなぁ。
それでは、今日はこのあたりで。