オススメのモバイルバッテリーやMacのアプリの紹介を期待されたなら、すみません。今日はそういうものの紹介はないんです。
やろうと思えば、ご紹介はいくらでもできます。私自身、カフェでMacを広げて仕事をしてきましたから。
でも、今年はちょっと控えようと思っていまして。
そうではなく、紙とペンを使って、<考える> ということに注力する時間にしようと思っているのです。
紙とペンがあれば仕事はできる
カフェで広げたMacは何をするための道具か
カフェでMacを広げているとき、どんな仕事をしているか。その種類はそんなに多岐に渡っているわけではなく、内容は概ね決まってきます。
例えば以下のような記事では、カフェでする仕事は以下の2種類しかないと言っています。
▷ 執筆、デザイン、コーディング等の「生産作業」
▷ メール処理や資料作成などの「間接コミュニケーション作業」
この他にMacでやっていることと言えば、<仕事> という観点を除いて、RSSの購読や動画の閲覧などでしょうか。私であればあと、Evernoteの整理をやったりもします。
仕事の本分は、頭を動かすことである
これらの仕事は総じて <手を動かす仕事> になります。
でも、本来の仕事のあり方は <頭を動かす仕事> のほうが大部分を占めるはず。
手を動かすのは、何かしらの選択や方針が決まった後が基本。<考える> という仕事が終わった後に手を動かすのです。
せっかくカフェに来てリラックスしているんですから、より生産的でクリエイティブな活動に力を入れたい。つまり、<手を動かすこと> が最適ではなく、<頭を動かすこと> の方が最適だと考えているのです。
過去に私の先輩は言いました。「紙とペンがあれば仕事はできる」と。
<頭を動かす> のが仕事の本分になり、必ずしもそこにMacは必要ではありません。重要なのは紙とペンを用意して、そして集中すること。
むしろMacは、集中力を削ぐ原因となります。選択肢の多さが迷いを発生させ、脱線を引き起こすのです。
なので、これから私がカフェで行う仕事は、紙とペンを使った <頭を動かす仕事> を中心にすることを決めたのでした。
そんなわけで、オススメの紙とペンを紹介するよ
そういうわけなので、今回ご紹介するのは、いわゆるノマド活動を助けるようなガジェットではありません。
今日は、私が愛用している紙とペン、そしてクリップボードをひとつご紹介します。
愛用ペン:Helvetica 4in1
私が最近好んで使っているのは、Helvetica 多機能ペン4in1。ボールペン3色とシャーペンが一体になったタイプです。
Helveticaシリーズは文房具の伊東屋がプロデュースしているブランド。シンプルで且つ洗練されたデザインで、使う楽しみを与えてくれます。
リフィルは4C規格に対応。JET STREAMも使えますので、書き味に不満はありません。
ボールペン3色では心もとなく、色がもっと多いほうが良いという人もいるでしょう。でも、私はこれで十分。
色が多くなれば持ち運ぶペンが増えてしまい、持ち物が増えてしまいます。個人的にそれは避けたくて、なるべく最小限の物に身をまとい、身軽でいたいのです。
また、選択肢の多さは、そのまま迷いに繋がります。なので、3色で丁度いい。
愛用紙:ニーモシネ ノートパッド
紙はマルマンのニーモシネシリーズがお気に入り。紙自体の書きやすさ・インクの滑り具合などが好きなのです。
サイズはA4サイズを使用中。アイデア出しでも議事録でもマインドマップでも、紙は大きい方がいいですからね。
ノートタイプではなく、紙を切り取れるノートパッドタイプを使っています。RHODIAみたいに、一枚一枚をちぎれるタイプのノートです。
私の場合、書き終わった紙はiPhoneのスキャンアプリ「Scannable」で撮影し、Evernoteに保存していますので、書き終わった紙は捨てるんです。なので、冊子タイプよりも都合がいい。
愛用クリップボード
A4サイズのノートパッドをそのまま使ってもいいのですが、下敷きやケースになるクリップボードがあると、なにかと便利です。
場所によっては紙を広げられるほど大きな机がないところもあります。そういうとき、クリップボードがあれば膝の上で書物を進めることができます。
私はこれもHelveticaシリーズを愛用中。やっぱりデザインが好きなんですよ。
執筆ウラ話
絵やイラストを書くのが苦手なのですけどね。でも、なんでも良いからグダグダと紙に書くのは好きです。友人の書いた本を参考にしながら、鋭意特訓中。
こんな本も見つけて実はちょっと気になってる。読んでみようかなぁ。