「あの、すみませぬ。これはもしかして、あなたの "落し物" ではありませんか?先ほど、あなたが歩いていた道に落ちていたのです。」
人は皆、等しく、一度は落とす "落し物" があります。
後ろを振返り悔やむ人、落としたことに気づかない人、気がついても見て見ぬ振りをする人、拾い上げる人、拾い上げても他の人に託す人。その "落し物" をどうするかは、人によって様々なようです。
ある一人の男性も、そんな "落し物" をした人の一人。しかし彼は、他の人と少し違いました。
その男は、後ろから突然に肩を叩かれました。振り向いた先の老人の手には、昔自分が落とした "落し物" が握られています。そして、老人は続けてこう言いました。
『この "落し物"、私にはとんと何なのか分かりませぬ。触ってみても、叩いてみても、匂いを嗅いでみても、私には何のことやらさっぱりなのです。もしよろしければ、これが何かお聞かせ頂けないか。』
男は老人に告げます。「これは、私が落とした夢の欠片です。いやはや、またこんなものを目にする日が来るなんて、思ってもみませんでした。ですが、それは落としたのではなく、捨てたのです。ですから、それは元あった所に戻しておいて下さい。」
『さようでしたか。それは差し出がましいことをしてしまった。ではどうだろう。差し出がましさついでに、もう1つ聞かせてくれないか。
この夢の欠片は、もう夢ではないのですかな?もしよければ、私にこの夢、叶えさせてやくれまいか』
男は困惑の表情を浮かべるも、その瞳には若き日の輝きが蘇っていました。
この話が嘘か真かは知りませんが、同じ境遇に出会った男性が一人。彼の名前は、石田和大さんと仰ります。とうの昔に無くした夢を、もう一度拾うキッカケを得られた稀有な人。
この動画は、夢を忘れた人が、夢が叶う素晴らしさを思い出せる素晴らしい動画。夢が叶った時の喜びを、目で見て感じられる動画です。
人は皆、等しく機会はあります。ですが、後に訪れる幸福よりも、今の苦しみ、考えられる挫折に、心半ばで歩みを止めてしまう。
この動画を見ることで、夢が叶う素晴らしさと感動を知り、今まで歩いてきた道を振返り、落としてしまった "落し物" を拾うキッカケになれば幸いです。
▼感動のメイキング▼
▼出来上がった本編▼
それでは、今日はこのあたりで。