Evernoteでウェブクリップをしたとき、ノートのフォーマットはウェブページのそれに依存します。
そこにテキストでコメントを残そうとすると、そのフォーマットによってはちゃんとコメントが残せなかったりするんですよね。
例えば下のようなウェブクリップだと、テキストは太字になって色まで入ってしまう。場合によっては背景まで入ってしまう始末です。
しかし、これにプレーンなテキストでコメントを残す方法がありました。今まで何故気が付かなかったのかと思うほど単純でした。
コメントノートを作ってマージする
仕組みは単純で、プレーンのテキストで作成した新規ノートと、ウェブクリップしたノート、この2つをマージするのです。これだけでウェブクリップの上部にコメントを残せます。
①まず、プレーンのテキストノートにメモを残します。Macユーザーであれば「control + command + N」でクイックノートを使用すると良いでしょう。
②コメントを添えたメモと、ウェブクリップの2つを選択します。commandキーを押しながら2つのノートを選択します。③そして、2つのノートをマージします。
④すると、コメントをウェブクリップの最上部に残しておけます。
この方法が何故よいか?
ウェブクリップをした際に、その記事を読んだ時の所感をメモしておかないと、そのウェブクリップがどういう場面で役立つのか判断できません。これを怠るだけで、ウェブクリップはただのゴミになってしまいます。
ウェブクリップをした際は、その時の自分の気持ちを残します。これは必ずです。
できるなら、ウェブクリップの一番上部にコメントはあった方がベター。こうすると、自分のコメントを真っ先に読むことができるからです。
しかし、iPhoneの一部のアプリなどは、ウェブクリップにコメントを残せなかったりします。純粋にそのページをクリップして終わってしまう。
そんなときに今回の方法を使えば、ウェブクリップに自分のメモを残しておけるんです。
ウェブクリップ自体は簡単な作業なので、Evernoteに溢れてしまいがち。これを無駄にしないための一工夫として、コメントは必ず残したいものです。
あとがき
ウェブクリップのメモは非常に重要です。これが無いと、ウェブクリップは本当にゴミになってしまう。これが経験則です。
この方法を知ってからは、「iPhoneからクリップ」→「Macでメモ」の流れが非常にスムーズ。今までは一々Macのウェブクリッパーを使用してウェブクリップしていましたから。
この手間が無くなって、非常に助かっています。何故今まで気が付かなかったのか…
それでは、今日はこのあたりで。