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iPhoneでのテキスト入力効率化。玄人でも復習しておきたい11の小技。

【読了時間:約5分】


iPhoneでの文字入力、慣れるまでは結構大変ですよね。私も、今でこそフリックでバシバシ打っていますが、買った当時は苦戦した覚えがあります。
さて、iPhoneでの文字入力は大変ですが、それを少しでも軽減させるために覚えておきたいことがいくつかあります。
例えば、「入力した文字を一気に消すには?」とか、「読みが分からない漢字を手書きで入力する方法は?」とか。知っておくと結構役立つ機能が、iPhoneにはあるのです。
今日は、iPhoneのテキスト入力に絞って、私が使う11の小技をご紹介しようと思います。どれもアプリのインストールなどは必要ない、デフォルトで使える機能ばかりです。

ダブルタップ&ホールドで選択範囲を一発指定

■使用頻度:★★★★★

記入したテキストの訂正や、カット・コピーなど。文章部分をタップして長押しすると、虫眼鏡で文字か拡大され、カーソルの移動ができますね。

では、ダブルタップして、そのまま指を離さずスライドさせてみましょう。すると、指をスライドさせた範囲がそのまま選択範囲になります。

これで、煩わしい文字範囲の選択もスピードアップです。

一発消去のシェイク

■使用頻度:★★★★☆

長い文章を書き連ねていて、ふとそれを全て消したい時。iPhoneをシェイクしましょう。
すると「取り消す - 入力」というアナウンスが出ます。これをクリックすれば、入力した文字がすべて削除されるのです。

削除してしまったものを戻したいときは、もう一度シェイク。これで「やり直す - 入力」を選択すれば、シェイクで消した文字が元通りになりますよ。

記号の予測変換

■使用頻度:★★★★☆

iPhoneの予測変換は意外と優秀だったりします。
例えば「てん」と打てば、これだけの数の記号がでてくる。

他にも、「ぎりしゃもじ」と打てば、こんな感じの予測変換。

もっと言えば、「きごう」と打てばいっぱいでてくるのだ。

いちいち記号のキーボードに切り替えるのが面倒なときは、とりあえず平仮名で打ってみるとイイです。「まる」とか「さんかく」とか、いろいろ対応していますよ。

記号の予測変換

■使用頻度:★★★☆☆

記号について、もうひとつTipsを。
例えば「・」という記号を打つ。すると、予測変換には「・」「…」「‥」が出てくる。

例えば「×」という記号を打つ。すると、予測変換には「×」「*」「*」が出てくる。

フリック入力と合わせれば、面倒くさい記号の入力も速くなりますよ。

文字の長押しで特殊文字の表示

■使用頻度:★☆☆☆☆

あともう一つだけ、記号についてのTipsをば。テンキーではなく、キーボードの場合の話です。
アルファベット部分を長押しすると、そのアルファベットに対応する特殊文字を入力することができます。

まぁ、あんまり使いどころはないです。覚えておく程度ですかね。

キーボードの変換はフリックで一発指定

■使用頻度:★★★☆☆

iPhoneでのキーボードはいくつか使い分けていると思います。私は「英字キーボード」「日本語キーボード」「フリック入力」の3つを使っています。
さて、これらのキーボードの切り替えは、もちろんキーボードについてる地球儀マークですよね。
タップすればキーボードの変更をできるボタンですが、複数のキーボードを使い分けてる方には、何度もタップするのは煩わしい。
そんなときは、地球儀マークをタップしたまま、上にスライド。すると、キーボードの選択ができますよ。

複数のキーボードを使っている人には必須なTipsです。

顔文字の辞書登録をする

■使用頻度:★★★★★

キーボードで、顔文字を呼び出すキーがありますよね。

ここに表示される顔文字を登録する方法があります。
辞書登録で顔文字を登録するとき、読みの部分を☻←このマークにします。すると、キーボードの顔文字選択に追加されるようになるのです。

自分のお気に入りの顔文字を登録してみましょう。

辞書登録にアドレス帳を利用する

■使用頻度:★★★★★

iPhoneに辞書登録機能はありますが、アドレス帳を利用する方法もあります。
アドレス帳の新規登録で、苗字に表示したい文字列、読みに読み仮名を登録。

すると、予測変換の候補に表示されるようになります。

利点としては、パソコンから登録ができること。iCloudとの同期があるので、パソコンで連絡帳作成→iPhoneと同期ができるのがイイですね。

iPhoneには辞書が内蔵されている

■使用頻度:★★☆☆☆

iPhoneには辞書機能が内蔵されていて、わからない単語はその場で確認できます。
使い方はカンタン。文字の選択で単語を指定し、そこの「候補…」という項目の右の矢印をタップ。すると、辞書が出てきます。

これを選択すると、選択した文字を辞書で返してくれます。分からない文字があったとき、パパっと調べられて意外と便利です。

キーボードでのCapsLock

■使用頻度:★★★★★

キーボードのシフトボタン。一度押すと、その次に押したアルファベットが大文字になるキーです。
これを素早くダブルタップするとCapsLockになって、大文字だけの入力になります。意外と便利。

もしならない人は、設定>一般>キーボードで、CapsLockの使用がオンになっているか確認しましょう。

手書きで漢字入力

■使用頻度:★★☆☆☆

実は、特別にアプリを入れたりすることなく、できるんですよ。
設定>一般>キーボード>各国のキーボードで、「新しいキーボードを追加…」を選択。その中から「中国語-簡体字」を選べばOK。これだけで手書き入力できるようになります。

▼こんな感じ。

フリック入力の方式を切り替える

最後に、小技というよりは設定のお話。
日本語入力にとても優しい日本語のテンキー。これにも実は2通りの機能があります。
ひとつは、複数回押すと、押した数だけ文字を変換するタイプ。「あ」を3回押すと「う」となる、いわゆる携帯打ちです。
それともうひとつ、フリック入力に特化した設定があります。これは、「あ」を3回押すと「あああ」と入力されます。「い」を打ちたいときは、いわゆるフリック。「あ」をタップして左にスライドさせます。
フリックに慣れ親しんでいる人は、ぜひともフリックのみの入力を試してみてください。始めは戸惑う点もあるかと思いますが、入力の効率は格段に上がると思いますよ。
設定は、設定>一般>キーボード>各国のキーボード>日本語(テンキー)で、ソフトウェアキーボード配列を「フリックのみ」に変更します。

あとがき

これで全部とは言いませんが、iPhoneで入力する際に大切な小技は紹介できたかなと思います。
正直、iPhoneだけで長文を打つのは億劫です。私も、暇とスペースがあれば、文章はなるべくパソコンで書くようにしています。
ですが「いつでも、どこでも」がiPhoneの売り。これを最大限に活かすには、やはりテキスト入力にかけるストレスを極力少なくする必要がありますね。
それにしても、フリック入力のアイデアを考えついた人はスゴい。これをマスターすることが、テキスト入力を最速化する第一歩か?!ってぐらい便利ですよね。


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  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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