新型iPhoneの購入にあたって、今使っているiPhoneを下取りに出すと、購入金額を大幅に下げることができます。
au・ドコモ・ソフトバンクでは下取りキャンペーンをやっており、一般的な中古買取り業者に売るよりも高値で買い取ってもらえる可能性があります。
そしてこの買い取りの条件が、意外とゆるい。もっと厳しいのかと思ったら普通に使えるレベルであれば意外と大丈夫という感じなのです。
特にiPhoneの画面がひび割れていても下取りOKという点には驚きました。しかも、auとソフトバンクにおいては買取金額に影響がないというのにも驚きました。
古いiPhoneを下取りに出せば新型iPhoneが安く買える!
いつからか、新型iPhoneがリリースされる度に、au・ドコモ・ソフトバンク各社では「同時に古いiPhoneを買い取りますよ!」というキャンペーンを打ち出すようになりました。
今回のiPhone 7も例外ではなく、古いiPhoneを下取りに出すことで購入金額を大幅に引き下げることができます。
例えば私が予約したiPhone 7 Plusをauで購入し、今所持しているiPhone 6 Plusを下取りに出した場合の、最終的な支払金額は以下のようになります。
支払金額 | 104,760円 |
割引金額 | 58,680円 |
iPhone 6 Plus 下取り金額 | 27,000円 |
実質負担額 | 19,080円 |
2世代古いモデルであるiPhone 6 Plusの64GBが、27,000円で買い取ってもらえるなんて、かなり太っ腹ですね。
しかし問題が……
しかし1つ問題が。私のiPhone 6 Plusですが、実は液晶が割れてしまっているのです。不慮の事故で手元から落下してしまい、このようにクモの巣状にヒビが入ってしまいました。
こんな状態のiPhoneじゃあどうせ下取りなんてしてもらえないだろうな——。なんて当初は諦めムードだったのですが、いろいろ調べてみたところ、査定金額に影響がない可能性が出てきたのです。
それでは、au・ソフトバンク・ドコモでの下取り条件を比べてみましょう。
auは太っ腹!ひび割れはセーフ
auの下取りにおいて、液晶のひび割れは査定に影響がありません。以前はひび割れ品の買い取りはできなかったようですが、今は画面が割れていても買い取ってもらえます。
以下の図はauの公表している下取り条件の記述。ひび割れに関する記述はありません。
不自然に右側にスペースが空いているのに気が付くと思います。以前はここに「ひび割れ品はNG」の項目があったのですが、それが今は削除されているのです。
念のため電話で確認も取りましたが、「ひび割れ品でも買い取り大丈夫です」とのことでした。
ソフトバンクもひび割れはセーフ
ソフトバンクの下取り条件を調べてみましたが、こちらについても「ひび割れが対象外になる」という記述はありませんでした。
以下のサイトで確認した限りでも、ひび割れが査定金額に影響することはないようです。
ドコモは「画面割れ品」の査定金額が設定されている
ドコモは他の2社と少しちょっと違って、ひび割れが査定金額に大幅な影響を与えます。査定金額が下がってしまうのです。
以下がドコモが発表している下取り価格の料金表。
▼ドコモが販売したiPhoneの場合
▼au/Softbankが販売したiPhone(SIMフリーおよび海外キャリア含む)の場合
ひび割れがあると、最新機種のiPhone 6s Plusであっても10,000円を下回る金額でしか引き取ってもらえません。足しにはなるのですが、良品の30,000円との差が大きく感じてしまって、少し躊躇ってしまいそうですね。
参考サイト
- au下取りプログラムで「電話機本体や液晶に破損や割れがある」を撤回!!要は画面割れOK! - ケータイ乞食から陸マイラーへ
- 【iPhoneのライフハック】iPhoneの画面割れた…修理?買い替え?ちょっと待った! - モバイルライフハック
まとめ
キャリアによって下取り条件に若干の差がありました。
しかし、auとソフトバンクについては画面割れが下取り価格に影響しないとのこと。これなら使用しているiPhoneを積極的に下取りに出そうという気になります。
iPhone 7 / 7 Plus は分割しているから値段の感覚が麻痺してしまいますが、実はかなり高額な買い物です。少しでもお得に買えるのであれば、利用する手はありません。私は下取りキャンペーンを利用しようと思います。