ジェットストリーム 4 + 1 やロットリング、Helveticaの 4 in 1 など、シャープペン機能付きの多機能ペンで、そのシャープペンの芯がボキボキ折れてしまう問題について。
普段は主にボールペンを使っているのだけれど、たまーにシャープペンを使いたくなる。でも、いざ使おうと思ったら、中に入っている芯が短く折れていて全く使えない。
どうしたら折れないのだろうか。そのために私が行っていることをご紹介します。
1. デフォルトの芯を即捨てる
デフォルトで入っている芯は、ペンを購入してからすぐに捨ててしまいます。
デフォルトの芯に何が入れられているのかは、正直わかりません。でも、今まで何本と多機能ペンを使ってきた私ですが、デフォルトの芯で性能のいいものなんてありませんでした。
そこで、シャープペンの芯はちゃんとしたメーカーブランド物にすぐに入れ替えるようにしています。
私が好んで使っているのが「uniのナノダイヤ」。
ブランド物が他にもかなり多くて、良し悪しの判断が難しいですが、他であれば「ぺんてるのアインシュタイン」と「ネオックスのグラファイト」の2つを含めて比較検討してみるといいと思います。
2. HBかBを選ぶ
芯の硬度にはHBやBなど17種類あります。Bはブラックで黒い(濃い)、Hはハード(硬い)な芯となり、そのバリエーションは以下の通り。
9H→8H→7H→6H→5H→4H→3H→2H→H→F→HB→B→2B→3B→4B→5B→6B
9Hが最も硬く、6Bが最も柔らかい。そして、中心硬度やHBとなります。
筆圧が弱めで軽く濃い芯を選ぼうとすると、2Bや4Bという選択肢になります。しかし、筆圧が強くて折れやすい人は、硬度の高いHBやBなどを選ぶようにしましょう。
3. 芯をストックには2本いれる
最後に、シャープペンの芯を多機能ペンの中に入れ過ぎないことが重要です。そしてそれは、2本がベスト。
いちいち入れ替えるのが面倒だといって、ペンの中に5本も6本も入れる人がいます。昔の私です。
ストックの中に芯を入れ過ぎると、ギュウギュウに詰められてしまって芯がお互いに傷つけ合い、使う前に折れる原因となります。
また、シャープペンの出口が1つなのに対して複数の芯が出ようとすれば、芯づまりが起こってしまいます。
複合ペンに限らず、シャープペンの芯は2本入れておくのがベストなのです。
執筆後記
以上のことを守ってからは、芯が格段に折れにくくなりました。
特に「いざ使おうと思ったら、すでにバキバキに折れていた」っていう悲しい事件が起きなくなったので、みなさんにも是非気をつけてもらいたいです。