Googleのハングアウト、分かりにくいと思ったことありませんか?そんなモヤモヤを、本日解消しましょう。
Googleのハングアウトには非常に助けられています。bamkaとしてブログ番組に出演させてもらったり、仕事では遠方の方と会議をしたりと、生活の中に溶け込みつつあります。
やはり顔を合わせて人と話すのは大切なのだと、改めて感じるものです。顔を突き合わせて会話できるとコミュニケーションが深くなり、親密度が高くなるような気がします。
さて、それはいいのですが、最近のハングアウト機能は非常に分かりにくいと感じているのです。原因は明確で、ハングアウトの種類に他なりません。
・ビデオハングアウト
・ハングアウト オンエア
・ハングアウトパーティー
いつの間にかこんな3つも種類が出ていて、それぞれ何が何やら。
そこで、私なりに色々試し、調べてみました。その結果で得られた違いと特徴について、今日はお話しします。
ハングアウトには3つある
ハングアウトには3つの種類があります。まず最初に、それら3つのイメージを簡単にお話ししましょう。
ビデオハングアウト
一番オーソドックスなハングアウトが「ビデオハングアウト」。これは、特定の誰かを対象として行うハングアウトであり、第三者が閲覧することはできません。
▼イメージは、ハングアウト内に特定の人を呼び出す感じ。
ハングアウトパーティー
ビデオハングアウトと似ているのが「ハングアウトパーティー」。これも特定の誰かを対象として行うハングアウトです。ですが、どちらかと言うと、パーティーという "場" を作り、そこに人を招き入れるイメージの方が強いです。
▼イメージは、自分が作ったパーティーの場に招待する感じ。
ハングアウト オンエア
これは上述した2つと違って、一般視聴者に向けて放送される "番組" だと考えて下さい。放送後の録画映像は非公開・限定公開にできますが、放送中はどんな人でも閲覧することができます。
▼イメージは、自分たちの放送を第三者に見てもらう感じ。
それではもう少し詳しく、それぞれの使い方と機能についてご説明します。
ビデオハングアウト
ビデオハングアウトは、特定の誰かと行うテレビチャットです。その模様を第三者が見ることはできず、招待された参加者のみがコミュニケーションを交わせます。
ビデオハングアウトを始めるときは、画面右の「新しいハングアウト」を選択します。
すると、招待するユーザーを選択することになります。個人を招待しても構いませんし、サークル単位で招待しても構いません。
ちなみに、参加メンバーだけのチャットも可能。これは後述する「ハングアウトオンエア」でも一緒です。番組の裏側でしか話せないちょっとした打合せは、ここで済ませてもいいですね。
ビデオハングアウトが開始になると、「◯◯さんに発信しています」と表示されます。つまり、コールを飛ばして呼び出しているわけです。
そして、ビデオハングアウトを終了すると、「すべてのユーザーが退出したようです。」と表示されます。
つまり、ビデオハングアウトは特定の誰かを呼び出して話をするのが目的となります。そのために呼び出し(コール)をするし、すべてのユーザーがいなくなるとハングアウト部屋の意味がなくなるんです。
さて、では次に「ハングアウト パーティー」についてご説明します。できることは基本的にビデオハングアウトと同じなのですが、ニュアンスに多少違いがあります。
ハングアウトパーティー
右下の「ハングアウトパーティー」を選択すると、「パーティーを開始」という項目が出てきます。
これを選択すると、すぐさまハングアウトの画面が立ち上がります。ここがハングアウトと違う所ですね。ハングアウトパーティーに招待する人は、パーティーを開始してから選択するんです。
パーティーに招待する人は先ほどと同じく、個人名でもサークルでも構いません。また、本当にパーティーに誘うが如く、招待状を送ることができます。
そして、ハングアウトパーティーでは、コミュニティ単位での招待が可能。これがハングアウトパーティーの最大の特徴であり、ビデオハングアウトに無い利点だと思います。
ハングアウトを開始すると「招待状」が各メンバーに送られます。そして、一人の段階からハングアウトが開始。招待メンバーが来るまで待つことになります。
表示されているテキストが、先ほどのビデオハングアウトとちょっと違いますね。「パーティーに参加できます」という事で、つまりはその場に集まるイメージなんです。
なので、すべてのユーザーがハングアウト部屋から出ていっても「退出」という表現にはなりません。これが、ビデオハングアウトとの違いです。
ビデオハングアウトと比べても、そんなに大きな機能的差はありません。両方とも非公開のハングアウトで、限定的なテレビチャットが行えますしね。
ただ印象として、ハングアウトパーティーの方が少しラフで、招待できる範囲や規模が大きいかなという感じは受けます。
ハングアウト オンエア
上述した2つに比べて、ハングアウト オンエアは性質が大きく異なります。
"オンエア" と名がつく通り、これは一般公開されるビデオ番組だと思ってください。プライベートは全くなく、誰でも見られるライブショーだということを常に心に止めておいてくださいね。
ハングアウト オンエアは、Google+の左メニューから開始します。
「ライブ ハングアウト オンエア」では、今現在放送されているハングアウトが並びます。オンエアの開始は右上のボタンから。
忘れないで欲しいのは、ハングアウトオンエアで配信を開始すると、無条件でここに並ぶということ。つまり、限定公開・非公開にはできませんのでご注意を。
ハングアウト オンエアが開始されたら、オンエアの名前とメンバーを決定します。
ハングアウト オンエアが始まっても、すぐに配信が始まるわけではありません。右上の「配信を開始」を選択し、左上の「オフエア」が「オンエア」にならなければ、一般公開はされません。
ハングアウト オンエアが完了すると、自動的にYoutubeにアップロードされます。アップロードされた動画は限定公開・非公開に設定もできますので、ご安心を。
あとがき
こうして比べてみると色んな違いがあるものですね。
特に分かりにくいのが「ビデオハングアウト」と「ハングアウトパーティー」だと思います。私も未だに、機能や用途がどう違うのか分かりかねる所があります。もし明確な違うをご存知の方は教えてもらえると嬉しいです。
ただ、基本的には「ビデオハングアウト」と「ハングアウトオンエア」の機能と特徴を押さえておけば、とりあえずは困ることはないでしょう。
それでは、今日はこのあたりで。