Webディレクターの仕事

一部の苦手作業のせいで、タスク全体の進みが悪くなるってこと、ありませんか?

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どうしても【苦手な作業】ってありませんか?

ある作業を完結させるために、1→2→3→4→5という手順が必要だとして、どうしても【3】の工程だけが苦手。いつも詰まってしまう。そんな作業。

例えば私がブラグを書くときは、以下のような手順を踏みます。

  1. 前段・前置きの執筆
  2. 本文の執筆
  3. まとめ・後記の執筆
  4. 画像の作成・加工
  5. ブログタイトルの作成

このあとWordPressに登録したり、アイキャッチを設定したりと、まぁ作業は続くわけなのですが。

この中で、私は「1番:前段・前置きの執筆」が苦手だったりします。本文を書き始めたらスススっと行くんですけど、この前置きが本当に苦手なんです。

では私がどうやってこの【苦手な作業】を克服しているか、それをご紹介します。

苦手な作業のせいで、すべての作業が面倒になる

【苦手な作業】は、決して下手なわけじゃないんです。上手いわけでもありませんが。とにかく腰が重く、手を付けるのが嫌な作業なんです。

そういうものってありませんか?

しかも、その作業が嫌だったり、時間がかかることがわかっているだけで、なんだか他の作業全体も手を付けたくなくなる。

その結果、タスク自体が後回しになって、期限間際でバタバタしてしまう。そういうことは、たぶんみんな等しく思い当たるフシがあるんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。

そういう苦手な作業を【嫌】じゃなくす方法

しかし、一部分が嫌だからといって、関係するすべての作業が億劫になってしまうのは、なんだか悔しいですよね。

まっさらな水に一滴のインクが零れ落ちて、みるみる水が染まっていってしまう。そんな感覚。じゃあどうすれば、そのインクを零さないようにできるでしょうか。

方法はいろいろあります。

  1. 逃げる。不要であればその作業を取り除く。
  2. 委任する。他人にやってもらう。
  3. 後回し。作業の流れや順番を変える。
  4. クオリティを落とす。良いものを作ろうというプライドを捨てる。
  5. 工夫する。多少なりとも面白くなるように、やり方を変える。

私はどれも利用しています。記事を書くたびに、必ずどれかの方法を使って、「前説の執筆」に対する苦手意識を取り除いています。

逃げる

例えば「逃げる」。そもそもその工程を無しにして、次の工程に進んでしまう方法です。

ブログの執筆で言えば、前置きを書かずに本文を書くってことになりますね。それでも通用するし、記事として成り立つのでOK。

ただ、やっぱりちょっと唐突感がありますよね。そういう至らない点をOKとできるかどうかで、この方法を採用するか否かが決まります。

委任する

自分が嫌な作業は、他人にやってもらう。これも大切なことです。

自分が苦手なことを得意とする誰かは、実は結構いるものです。嫌な作業は他人に任せてしまうのも一つの大切な手段。

餅は餅屋にってことです。

後回し

私が苦手な「前説」は、最初に手を付け始めるので、なかなかスムーズに進まないということもあります。

苦手なことから始めるから、全体の進みも悪くなってしまう。ならば逆に、得意なことから始めれば、全体もスムーズに進むのです。

本文の執筆から手を付けはじめて、リズムに乗ってきて勢いがあるところで、前説の執筆を行う。これだけでも苦手意識が薄らぎますので、順番を変えるというのも非常に効果的です。

クオリティを落とす

そもそもなんで「苦手」なのかって、「上手にできない」からだと思うんですよ。他の作業に比べて上手にできない、けれどもクオリティは全体に合わせて落とせない。

そう思い込んでしまうから、苦手意識が芽生えてしまうのかなと。

つまり「1〜5の作業すべてにおいて同等のクオリティを発揮しよう」としなければ、もう少し気持ちは楽になります。

前説に気合を入れすぎなんです、私。しっかり書こうと思いすぎて、ちゃんとした文章量を書かなきゃいけないって思い込みがち。

でもそんな固く、重く考える必要は全然なくて、一文・二文程度だって良いわけです。もうホント「触りの部分なんだから」と気楽に書くようにすれば、苦手意識はかなり薄らぎます。

工夫する

最後は、その工程を少しでも進めやすいように、何かやり方を変えるなり、工夫することです。

私は前説の書き方を変えました。今までは普通に文章として書いてきたのですが、それを「会話形式」に変更したんです。

架空のAさんが私に悩みを話しかける。それに対して私のアバターが返事をする。こういうやり取りを考えている方が、私にとっては楽な作業。

苦手な作業のうち、何が苦手なのかを分析して、その要素を取り除く。そして代わりに使える手法を取り入れる。

こうやって、その工程のやり方自体に変化を入れるのも、時間は掛るかもしれませんが、有効です。

まとめ

【苦手な作業】があることは仕方ありません。しかしその作業に対して、真正面からぶつかっていく必要なんてないんです。

大人になればズル賢く生きねば!逃げたり、人に投げたり、後回しにしたり……あの手この手を使って、楽できる方法を模索しましょう。

楽をすることは、決して悪いことではありません。「苦手なことを一生懸命にやってクリアするのがエラい」なんて美学は捨て去りましょう。

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  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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