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【レビュー】大人気PCスタンドMOFTからグラフェン素材で冷却効果の高い「Cooling Stand」が登場

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PCスタンドといえばMOFT。それぐらいの知名度と実力を兼ね備えたガジェットが、4周年の節目を迎え、さらなる進化を遂げてNEWリリースとなった。

それが「MOFT Cooling Stand」だ。

従来のMOFTはポリウレタンとガラス繊維で作られていたが、今回は放熱性の高いシート状の素材「グラフェン」を新規採用した。これにより、放熱性を高めることに成功したとのことだ。

現在クラウドファンディング「Makuake」にて応援購入できるが、先行レビューする機会をいただいたので、その魅力を書き記していこうと思う。

「MOFT Cooling Stand」のカタログスペック

まずは「MOFT Cooling Stand」のカタログスペックをまとめておく。

カラー 3種(クールグレー/ジェットブラック/ワンダラストブルー)
寸法 170 x 224 x 3.1(厚さがなんと3.1mm!)
重量 92g
調整可能角度 2種(15°/25°)
耐荷重 5.0kg まで
対洗浄 50回
耐貼付 100回(剥がして、くっつけてを、何度も繰り返せる!)
原材料 改良版ヴィーガンレザー/グラフェンパウダーホットプレート/グラスファイバーボード/マンガン鋼板/磁石/PUナノトレースレス接着剤

また、Makuakeでは耐熱性のテスト結果を公表している。それが以下の内容だ。

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この内容を見る限り、事実、PCに熱がこもるのを防いでくれるようだ。夏場などは特に顕著に効果を実感できそうで、期待できる。

「MOFT Cooling Stand」使用レビュー&フォトギャラリー

それでは、「MOFT Cooling Stand」を開封するところから、実際に商品に触れてみて感じたポイントをご紹介していこう。

こちらが商品の外装。

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封を開けると、商品は丁寧に紙で包装されていた。こういう品の良さが、ガジェットの持つこと・使うことへのワクワクにつながるよなぁと実感する。

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内包物は、メインである「MOFT Cooling Stand」と、簡単な説明を書き記した1枚の紙。

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PCに貼り付けるときの方向にいつも迷ってしまうので、こういう図解が付いているのは助かる。

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こちらが「MOFT Cooling Stand」。ぱっと見た感じは、いつものMOFTという感じだ。
硬く、頑丈で、高級感と安心感のあるヴィーガンレザー素材。サラサラとした気持ちのいい肌触り。さすがのMOFTクオリティだ。

しかし実は、このヴィーガンレザーにも改良がほどこされている。従来素材と比べて約10倍以上の摩擦強度を獲得したとのことだ。

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背面に目を向けてみる。PCに直接設置する箇所には、放熱性の高いグラフェン素材を使用。
シート状物質「グラフェン」は、熱伝導率が銅の10倍ほどあり、CPU温度を測定した検証では平均-5℃(最高-10℃)という結果が出たとのことだ。

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背面についていたハニカムによって、MOFTは接地面にガッチリと固定される。滑らせることができないので、パソコンの位置を動かそうとしたら、一度持ち上げる必要がある。

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それではパソコンに貼っていこう。

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ぼくの持っているのは MacBook Air (M1, 2020) で、サイズ的にはちょうどいい感じだ。

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この薄さが良い。厚さがわずか3.1mmほどしかないため、パソコン本来のフォルムを邪魔することがない。

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角度は二段階。一番の急角度で25度の傾斜になるが、これは逆に手首が疲れてしまいそう。個人的には好みではない。

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ゆるやかな傾斜で15度。こちらの方が自然な姿勢でタイピングできるように感じるため、ぼくはもっぱらこの角度で使うことになるだろう。

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「MOFT Cooling Stand」の Good なポイント

それではここからは、実際に使ってみて "これは良い!" と感じたポイントについてお話ししよう。

デザイン・素材感がよく、所有することの楽しさを感じられる

なんといっても、このMOFTらしい素材、さわり心地が良い。安っぽいガジェットなんかじゃあない。持つことへの喜びを感じられるデザインが好きだ。

そして、必要最低限の機能をギュッと凝縮しているのも良い。アレコレと余計なものをぶら下げることなく、PCスタンドとしての役割にこだわった造りとなっている。

パソコンに直接貼り付けて使うので、「持ち運ぶ荷物が増える」といったこともない。非常に自然な形で、自分のパソコンをカスタマイズできる。

極薄で邪魔にならず、組み立てなくても使える

厚さ3.1mm、総重量92g というミニマムな仕上がりが最高だ。
「軽量!コンパクト!」をウリにしているMacBook Airと一緒に使ったとしても、その特徴を阻害することがない。

また、「傾斜をつけたくないときは、組み立てずに使える」という選択ができるのも良い。

パソコンに "必ず" 傾斜をつけたいわけじゃない。必要なときに角度が付けられれば良い。なので、たまにはMOFTを開かずに使いたい。そんな希望にも応えてくれる。

パソコンの発熱を抑えてくれるなら嬉しい

熱伝導率の高いグラフェン素材を使用することで、パソコンの発熱を抑えてくれる。これこそ「Cooling Stand」と呼ばれる由縁だ。

こればかりは、まだ実感する機会に巡り会えていない。しかし本当にパソコンが熱くなりにくいのなら、そんなに嬉しいことはない。

夏場のパソコン仕事は過酷だ。しかも最近は「Zoomでビデオ会議をしながら、XDでデザインを確認しつつ、Chromeを開き、CotEditorでメモをとる」なんて使い方も珍しくなくなった。

すこしでもパソコンへの負担が軽くなってくれるなら、そんなにうれしいことはない。

「MOFT Cooling Stand」の Not Good なポイント

逆に "ここはもうすこし…" というポイントも挙げておこう。——と思ったのだが、挙げられるのは唯一以下の1点だけだった。

片手で広げるのがむずかしい

サッと開いて、一瞬でセットアップが完了する。その手軽さもMOFTの特徴のひとつだ。

ただ、片手でパパっと組み立てることはできない。どうしても両手で組み上げる必要があるので、そこだけは手間に感じてしまう。

——と、気になったのはそれぐらいか。それ以外について、不満点やイマイチに感じるポイントを見つけることはできなかった。

まとめ

パソコン用のスタンドや、傾斜を付けるためのガジェットを探しているなら、MOFT Cooling Stand は手放しにおすすめできる逸品だ。

高級感もあり、機能性も申し分ない。軽くて、薄くて、装備していることすら忘れてしまうぐらいの自然なフィット感。

今後ぼくに、パソコンを買い替えるタイミングがあったなら、MOFT Cooling Stand も合わせてもうひとつ買うことだろう。

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  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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