iPhone12 Pro Maxのフォルムは美しい。新しくリリースされたパシフィックブルーなんて、ずっと眺めていたいほど綺麗だ。
私だって、できることならiPhoneを裸で使いたい。ケースやリングを付けず、ありのままの姿で使ってあげられたら、どれだけ嬉しいか。
でも、嫌な思い出が蘇るのだ。鮮明に。ちょうど1ヶ月ほど前、下取りを控えたiPhone XS Maxを娘にはたき落とされて、背面のガラスがバッキバキにされた、あの苦い思い出が。
だから私のiPhoneはいま、iFaceのケースを装着している。
iPhone12 Pro Maxの美しいフォルムなど見る影もないぐらい、全身をガッチガチに覆い隠しているが、だからこそ安心できるのだ。
妻にいくら、
なんか、iPhoneが台無しだね
と言われようと、私はめげない。止めない。一時の見栄や優越感を優先して、その後ずーっと後悔するようなことはしたくない。
だから今は涙を飲んで、iFaceに身を隠すのだ。
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その価格、14万円ぞ!
私のiPhone 12 Pro Maxは256GB。税別で128,800円で、税込にしたら14万円を超えるほどだ。月額費用と割引であまり実感はないかもしれないが、14万円なのだ!
そんな高価なもの、私の身の回りを見渡しても、iPhone以外にありえない。新しく買ったMacBookAir M1とほぼ同額という、改めて考えると身震いするデバイスだ。
こんなものをポケットに入れては取り出して、使ってはまたポケットに放り込む。そんな動作を一日に数十回と繰り返すのだから恐ろしい。普通の神経であれば、その動作を一回繰り返すごとに、相当に精神をすり減らすはずだ。
加えて恐ろしいのが "慣れ" である。使い始めて1ヶ月もすると、なんだか大丈夫な気がする。「ちょっとぐらい傷ついても問題ない」「自分に限って落とすはずはない」という慢心が顔をだす。
しかしそれも、iPhoneがまっさらで綺麗だから言えるのだ。実際に画面に引っかき傷がついたり、ましてや落として画面が割れでもしたら、「あぁ、なんて自分はアホだったんだ」と後悔するのである。
14万円ぞ。
冷静に考えて、そんな高価なものを無防備な状態で使うなんてできない。少なくとも私にとって、iPhoneを裸のまま使うというのは、女性専用車両に誤って飛び込んでしまったときぐらい精神力が削られる。不健康極まりない状態なわけだ。
必要なのは耐衝撃性!スクラッチ対策ではない
同様なことを考えて、iPhoneをケースに入れて使っている人は多いだろう。しかしそのケースの多くが擦り傷への対策程度にしかなっていないのが現実だ。
対策が中途半端なのだ。iPhoneのフォルムやビジュアルを最大限に活かすために、薄型のケースが人気なのはわかる。私も、できることなら薄型がものを採用したいところだ。
しかしやっぱり、「薄い」ということは、「ほぼ生身」なのと変わらないのだ。その商品がどれだけ「高耐久」を謳っていても、ペラッペラのプラスチックに高い耐久性は望めない。
ギザギザのアスファルトと衝突して、iPhoneが無事に済むわけがないんだ。もし無傷だったのなら、それはシンプルに「運がよかった」というだけの話で。二度目はない。
これは決して、「おそらく」とか「たぶん」で話をしているのではないんだ。それをわかってほしい。過去に使ってきた私のiPhoneが、身を挺して私に教えてくれている。
薄いケースなんて気休めだ。そんなものに心の安寧をゆだねてはいけないと。
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iFaceこそ心の拠り所
iFace。iPhoneのケースを探したことがある人なら、一度は目にしたことがあるだろう。丸みを帯びたデザインと、くびれのような曲線が特徴的なiPhoneケースだ。
これこそ、iPhoneを守るために生まれてきたケース。私の精神を平静に保ってくれる、唯一無二の鎧だ。
ハニカム構造による高い衝撃吸収性
まず注目なのは、その高い耐衝撃性だ。
iFaceはポリカーボネートとTPUという2つの素材をあわせもったハイブリッド式。特に外枠のTPU素材は、iPhoneの弱点であるエッジ部分をしっかり守ってくれる。
しかも背面部分にはハニカム構造をもっていて、クッション性・衝撃吸収製に優れてた構造をしている。
ハニカム構造は航空機に採用されているほどで、衝撃吸収性の高さは実証されている。一方向から受けた力(衝撃)を分散することができるのだ。
iPhoneがどんな方向から落下しようとも、落下による衝撃をしっかりと吸収し、ダメージから守ってくれる。
手に馴染む曲線
iFaceは真四角ではない。なめらかな曲線をしており、iPhoneの中心部が "くびれ" るような設計になっている。
この曲線が手にフィットしてくれるので、操作時の安定感が抜群なのだ。私はiPhone12 Pro Maxという最大サイズのiPhoneを持っているが、手に持ったときの安定感・安心感が、他のケースなどとは違う。
それはおそらく素材にも理由が隠されているのだろう。外枠で採用されているTPU素材は、マットな質感になっていて、手から滑り落ちる心配がないのだ。
リングとの併用で安定感がさらにアップ
これにくわえて、落下防止用のリングをケース背面につければ完璧だ。どんな状況であっても、iPhoneを落とすリスクを格段に減らせる。
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iFaceがリリースしているリングには2種類ある。私が採用しているのは、本体とリングがそれぞれ360度回転する「Inner & Outer Circle Type Ring」のほうだ。
あらゆる角度から指を通すことができるところが気に入っている。ぐるぐると回して、自分の使いやすい位置をリングを固定すると、手に持ったときの収まりが良いのだ。
もちろんスタンドとしても機能する。デザインも多種多様そろっているので、自分のケースに合わせておしゃれを楽しむことができる。
背面が透明なReflectionを買わなかった理由
さまざまなデザインを取り揃えている iFace だが、その中でも人気なのが、背面が透明になっている「Reflection」というタイプだ。「背面がクリアなので、iPhoneのデザインを活かすことができる」というのが人気の理由だろう。
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しかし私は、あえて選ばなかった。私が買ったのはベーシックな「First Class」のホワイトである。
さっき言ったとおり、iFaceの性能のキモはハニカム構造による衝撃吸収だ。しかしクリアタイプだと、背面がクリアになっているため、ハニカム構造を採用できない。
その代わり、ケースの外枠をハニカム構造にすることで、耐衝撃性を高めている。ということらしい。
たしかにそれでも十分な安全性が保たれるのだろう。しかし私には、やはりどこか不安が残るのだった。だから私は、iPhoneの背中を預けられる「First Class」を選んだ。
耐衝撃性への優劣は言及されていないので、完全に好みの話ではあるが、そういう違いがあるって点だけは知っておいたほうがいいだろう。
あとがき
常に行動を共にするiPhone。使用する頻度・時間が長いからこそ、事故の起こるリスクも高くなる。
楽しく、気持ちよく使いたいのであれば、少しぐらいiPhoneが不格好になろうとも、しっかりと安全性が担保されるケースを採用するのが良い!というのが今の私の考えだ。
裸で使えたら良いのだけれど…私はやはりまだそこまで肝っ玉が座っていない、小心者なのだ。
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ちなみに、よりiPhoneを安心安全に使いたいなら、ガラスフィルムは必須だ。
私が採用している以下の商品なら、iPhoneの画面だけじゃなく、カメラ用のフィルムも付いてくる。品質についても申し分なく、コスパの高いおすすめのフィルムだ。
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