あなたにとって「最高」といえるペンってなんですか?
親から譲り受けた万年筆?100均のボールペン?ファーバーカステルの鉛筆?自分でカスタマイズした4色ボールペン?自分にとって一番の筆記具って、それぞれ違うと思います。
僕は結構な気分屋なので、その時々でお気に入りの一本が変わります。でも「結局ここに戻っちゃうよね」ってペンが一本あります。
それがタイトルにある「プラマン」。正確にいえば「プラマン トラディオ」というぺんてる社のペンです。
なんで最強なのかといいますと、あらゆる面から隙がなく、総合的な評価が高いからです。今日はそんなプラマンのお話しを。
プラマン トラディオって?
「プラマン トラディオ」は、ぺんてる社が販売しているペンです。「プラスチック万年筆」と呼ばれていて、万年筆と水性サインペンを足したような特徴があります。
開発当初、影響を受けていたのが万年筆でした。万年筆が嗜好品というポジションに定着し始めていく一方、その独特の書き味・濃淡・筆跡の美しさに代わるペンが一向に現れなかったのが、開発の第一歩。
ぺんてるは、安さと使いやすさの両方を兼ね備えたペンとするため、金属ではなく、プラスチックを利用したペンの研究開発を進めたのです。
世界中のユーザーが使うオンリーワンのペン先。その秘密に迫る : 表現の道具箱
気持ちよくサラサラとペン先が進み、力加減で筆跡の強弱も自在に表現できる「プラマン」、「トラディオプラマン」。その独特な書き味に魅了されたファンは多い。私も宛名書きをする時は、よく手にするペンだ。この「プラマン」、「トラディオプラマン」を作り出したのはぺん
コスト・入手難易度:★★★★☆
「プラマン トラディオ」の本体の価格は540円。普通のペンと比較すればちょっと高く感じるかもしれませんが、高級ペンといえるほどの値段でもなく、ちょうど手にしやすい価格かと思います。
またこのペンは使い捨て型ではなくカートリッジ式になっているので、インクが無くなったらカートリッジを入れ替えればOK。カートリッジの値段は216円になります。
初期投資で540円で、ランニングコストが216円。非常にリーズナブルな値段だといえるでしょう。
購入場所もネットから実店舗まで幅広い。町の小さな文房具店でも取り扱っていることが多いでしょう。Amazonや楽天でももちろん手に入りますよ。
ユニーク・オリジナリティ:★★★★☆
プラマン トラディオのデザイン自体は非常にシンプル。それでいてどこでも手に入るペンですので、一見すると「人と被らない個性的でオリジナリティ溢れるペン」には思えないでしょう。
しかしプラマン トラディオには「限定デザイン」がいくつか存在します。しかもそのバリエーションも意外と豊富で、「自分はこだわってペンを選んでるんだぜ」って思いたい人にもピッタリです。
「それでも安っぽく感じる。俺はもっと高級感を漂わせたいんだ!」という人は、ITOYAで販売している「ペンジャケット」がオススメです。
これはぺんてる社の「プラマン(※トラディオとは外観が違います)」の外側に付けるジャケットで、付けるだけで重量感と高級感が得られる代物。プラマンに「装着」するイメージの、カスタムパーツです。
デザインにこだわりたいなら、これも一つの選択肢としてオススメ。ペンの内容は「プラマン」も「プラマン トラディオ」も全く同じなのでご安心を。
品質・クオリティ:★★★★★
「プラマン トラディオ」の原型となる「プラマン」は、日本が誇る老舗文具メーカーである「ぺんてる」が開発し、1980年の発売以降35年以上愛され続けているロングセラー筆記具です。
しかも1994年のフランス国際文具見本市で『金賞』を受賞した経歴を持つほど。その品質やクオリティに一切の曇りはありません。
書き味やインクフローなどは一定の安定感があり、購入したものでの良し悪しの差を感じたことはありません。
ちゃんとキャップを締めた状態であればインクが乾いて使えなくなるといった心配もなく、長期間使わなかったとしても滑らかに書き始めることが可能です。
ぺんてるの製造部門の、とりわけ職人気質な方々が情熱をかけて創り上げた逸品です。気になる方はぜひ開発秘話を読んでみてください。
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気持ちよくサラサラとペン先が進み、力加減で筆跡の強弱も自在に表現できる「プラマン」、「トラディオプラマン」。その独特な書き味に魅了されたファンは多い。私も宛名書きをする時は、よく手にするペンだ。この「プラマン」、「トラディオプラマン」を作り出したのはぺん
書き味・表現力:★★★★★
「プラマン トラディオ」は別名「プラスチック万年筆」と呼ばれています。
「万年筆の使いやすさをプラスチックのペン先で実現させよう」というのが開発の発端。矢印のように平べったい形状が特徴のペン先で、これにより万年筆のような豊富な表現が可能になっています。
日本語ならではの「トメ」や「ハライ」も、プラマン トラディオなら自在に表現できます。
また、ペンの角度を変えることで筆圧の強弱、つまり「太い」「細い」を書き分けることも可能。ペン先を固定しているホルダーの長さが上下で違うため、角度を変えるとペンの “しなり具合” が変わり、表現を変えられるのです。
これ一本で多彩な表現が可能なため、万年筆以上に自由度の高い筆記具といえます。
結局「これ一本あればいいや」ってなる
いろんな文房具がありますが、すべてのものは一長一短ですよね。良い所があれば、イマイチだと感じる所もある。
しかしプラマン トラディオにおいてはその「イマイチ」だと感じる部分が非常に少ないのです。あらゆる方面から考えても隙がなく、どんなシーンでも、どんな用途でも、一定以上の希望に応えてくれる。
そんな素晴らしい筆記具なのです。
……って話を書こうと思ったら、友人の記事にガッツリ被ったって話です( ˙-˙ )
ほんとゴメンよ!記事リンク付けるから許してねっ!
隙のない愛用ペン。ぺんてるの筆記具、プラマン
プラマン ってほんとに隙がないというか、ペンとして当たり前に持っていて欲しい「一筆目からかすれない」がキッチリ守られてて、頼もしい。そんな愛用ペンである プラマン の隙のなさ、よさをしっかりとご報告したい。そんな記事です。ぜひ読んでね!