「なんだこのカメラアプリは!なんでもできるじゃないか!これ一本あれば、どんな表現でもできるぞ!」
こう意気込んで買ったものの、ほこりを被ったアプリが数多くあります。経験ありませんか?結局、写真の加工が面倒くさくて、使わなくなってしまったカメラアプリ達。
例えばこれとか、
これとか。
どれも高機能で、申し分はないのです。でも、面倒くさい。これが手に馴染まない一番の理由です。
結局「操作がカンタン・スピーディ」で「それなりに良い感じな写真」が「手軽にシェアできる」。これが私の、カメラアプリ選定の条件なんだと最近感じています。
ではこの条件を満たしているアプリは何か。
最近のお気に入りで言えば「TiltShift Generator」です。
かなり昔からある老舗アプリですが、良い感じの写真が手軽に作れる上、使い方次第で幅広い表現ができるのです。とてもオススメ。
ギャラリー - こんな感じの写真が作れる
最初に、私が「TiltShift Generator」を使って撮った写真をご紹介しましょう。
写真の基本は「明るさ」「彩度」「コントラスト」
写真を加工するとき、「こんなすごい機能があります!」「こんなフィルターもありますよ!」ってアプリが多い。
けれど、表現を操るか技術の基本は3つだけ。「明るさ」と「彩度」と「コントラスト」です。
これらをコントロールするだけでも、結構 "それなり" な写真が撮れてしまうのです。
※「明るさ」「彩度」「コントラスト」の詳しい話は、@saiutさんの記事が参考になります。
◇写真を撮る上では「明るさ」を絶対に必要だ!"iPhoneでの『ええ写真』の撮り方" | TRAVELING
◇「彩度」を使いこなして写真に感情をつけよう!”iPhoneでの『ええ写真』の撮り方”(6) | TRAVELING
◇「コントラスト」を使いこなしてメリハリをつけよう!”iPhoneでの『ええ写真』の撮り方”(4) | TRAVELING
「TiltShift Generator」では、この3つのパラメータをスクロールバーで手軽に調整できます。
そして、調整の結果が即座に反映されるので、自分の求める表現をカンタンに見つけられます。
表現のアクセントに「ぼかし」と「影」を
基本の3つに加えて、アクセントとして嬉しいのが「ぼかし」と「影」の2つの機能。
「ぼかし」は、写真のある部分に焦点を当て、それ以外の部分をぼかす機能。こうすることで、あたかも一眼レフで撮影したかのような立体感が得られるのです。
「影」は、写真の周辺に暗い影を落とすかどうか。写真のフレーム周りに影を落とすだけで、写真全体が引き締まった印象になります。
SNSへの共有もサクッと
撮影した写真を、各ソーシャルサービスでシェアしたいと思う人も多いでしょう。
「TiltShift Generator」では、TwitterとFacebookに投稿することができます。しかも、ちゃんとコメントを添えることもできる。
撮影した写真をSNSにシェアするのに、いちいち別のアプリを開くなんてナンセンス。そんな面倒がいらないのも、このアプリのイイ所です。
あとがき:高機能って結局使わない
普段より「1つのアプリで複数の機能があると便利!」と言っていますが、カメラアプリについては別です。
なんでも有りのオールインワンアプリほど、使わなくなるものもありません。
それよりも、限られた機能であったり、単発の機能をサクッと使えるアプリの方が、長く愛用できたりするもの。
ぜひとも一度試してみてはいかがでしょう。
TiltShift Generator - ミニチュア風トイカメラ 2.12(¥85)
カテゴリ: 写真/ビデオ, ライフスタイル
販売元: Art & Mobile - Art & Mobile(サイズ: 1.9 MB)
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