Webディレクターの仕事

マンダラチャートで週の目標をざっくり立てると、次の予定がパッと分かる。

マンダラチャートをご存知ですか?

3×3のマス目を使ってアイデアを連想し、思考を広げていくフレームワークです。マインドマップのような「アイデア発想系」のフレームワークではありますが、ちょっと使い方を変えてみましょう。

そう。これを利用して週の予定を立てると、これが意外と便利なんです。

その前にまず、「マンダラチャートの作り方」と「マンダラチャートの使い方」のご説明をしましょう。その後、スケジュールに関してはお話しするとしましょうか。

それでは参りましょう。

マンダラチャートの作り方

1. 3×3のマス目を作ります。

2012 10 24 01 28 39 2

2.その周囲を覆うように、さらに3×3のマス目を作ります。

2012 10 24 01 35 44 のコピー 2

これでテンプレートはできあがりです。簡単ですね。

マンダラチャートの使い方

1.中心に、考えようとしているテーマを書き込みます。
2.その周囲8マスに、テーマに対して思い浮かんだ言葉を書き込みます。

2012 10 24 01 35 44 3 2

3.そこで書いた言葉を、周囲の3×3マスの中心に転記します。

2012 10 24 01 35 44 3 1

4.周囲の3×3マスに、先ほどと同じように言葉を足していきます。


これがマンダラチャートの基本的な使い方になります。カンタンでしょう?

では次に、これを使ってどうやって週の予定を立てるのか、ご説明します。

マンダラチャート式:週の予定を考える

1.中心に、週の期間を記入します。

2012 10 24 02 51 36 1 2

2.その周りに「月・火・水・木・金・土・日」と、「週の目標」「デイリータスク」を記入します。

2012 10 24 02 51 36 1 1

3.それぞれの言葉を、周りの3×3マスに転記していきます。

2012 10 24 02 51 36 1 3

4.それぞれの日にやるべき事・達成したい目標を記入します。

2012 10 24 02 51 36 1

なぜマンダラチャートが良いのか

やってみると分かるかと思いますが、マンダラチャートを使うと一週間の予定がパッと見てわかります。これがイイ。

いつ何をやらなくちゃいけないのか、そして"何をしたいのか"。これを見ながら、それぞれ無理のないようにスケジュールを組んでいける所に強みがあります。

予定を入れるよりも、「この週には、自分はこれだけ進みたい!」っていうのを書いていくのがイイ気がします。これは実際にやってみての感想ですが。

あと、書いているうちに「もうこれ以上書くことないよ〜」ってことがあるかと思います。そんな時は、フワッとした感情とか、漠然とした「こうやって過ごしたいなぁ」なんて想いを書いておきましょう。

別に無理して「一日8個の目標」を立てる必要はありません。ですが、空白を残しておくよりも、なんとなく「こんな感じの日が過ごせたらいいなぁ」を書いておくと心持ちが違います。

あとがき:スケジューリングが苦手な人へ

マンダラチャートの良い所は、型が決まっている所です。

マインドマップのように、自分の想いのままに書き続けられるツールも良いのですが、私みたいに発想に乏しい人間には、ある程度方向性や制限があったほうが思考が捗るんです。

このスケジューリングはとてもサックリ作れるし、スケジュールを可視化できる特徴もあります。面倒くさがりの人にもオススメのツールですよ。

それでは、今日はこの辺りで。

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  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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