Notionの便利なところは、自分が作ったノートを気軽にシェアできる点にある。知人友人にノートを見てもらって、必要であればWorkspaceに招待して共同編集もできる。
しかしこの「シェア・共有」には注意が必要だ。
実は何気なしにノートを一般公開(Public Access)でシェアをしていると、Googleの検索結果にもヒットするようになり、誰でも見られる状態になる。
これは「良くも悪くも」という感じで、使い方次第ではとても便利でうれしいことだ。
しかし意図せず一般公開してしまったら、プライベートな内容を他人に見られるような危険性もある。
ぜひNotionのシェアの仕様を理解しておこう。
Notionでのシェアの方法
Notionでノートをシェアするのはかんたんだ。シェアしたいのノートの右上にある「Share」ボタンを押し、「Public Access」にチェックを入れる。
その後、右下にある「Copy Page Link」を押すと、アクセスするためのURLがコピーできるため、それを共有したい相手に送付すればいい。
「シェアされた相手にノートをめちゃくちゃにされるのでは?」なんて心配はない。権限が設定できる。
「Can Comment」ならコメントは残せるが編集はできない。「Can Read」ならコメントも残せず、シンプルに閲覧だけできる状態だ。
要注意!Google検索でヒットしてしまう
ここまでひとつ注意が必要だ。単純に「Public Access」にチェックを入れているだけだと、そのノートはGoogle検索にヒットしてしまう。
つまり、あなたのことを知らない全くの他人が、たまたまGoogleで調べ物をしていたら、あなたのノートに辿り着くなんてことも、あり得るのだ。
これでは都合が悪いこともあるだろう。「URLを共有している身内には見てもらいたいが、赤の他人に見られるのは困る」といった場合の設定をお話しよう。
「Public Access」にチェックをいれると、新たに「Disable Search Engines」という項目がでてくるので、これにチェックを入れよう。
こうすることで、検索エンジンにヒットしなくなり、「URLを知っている人だけが閲覧できる」という状態になる。
この設定は、自分で設定しない限りチェックを入れない限り、デフォルトでは変更されないので要注意だ。
公開する範囲・シェアする相手と条件をキチンと理解して、ノートはシェアするように努めよう。
執筆後記
個人的にこの「Google検索にヒットする」っていうのは、かなりの衝撃だった。自分の作ったノートが検索に引っかかるって、使い方によっては便利よね。
かんたんなブログとか、ブログで書いた内容の補足説明なんかは、Notionに書き記しておくんでも良いかもしれない。
可能性が広がりすぎて、楽しいぞ。