iPhoneやiPadなどのモバイル端末を使ってブログを執筆する。いわゆる「モブログ」という執筆形態が最近流行っていますよね。
これ、個人的にはあまり得意じゃないんですよ。文章書くならパソコンのキーボードの方が断然速いですから、モブログの良さを感じないんです。
でも、先日iPhone & iPadで一記事書いてみたら、あながちデメリットばかりじゃないなぁとも思ったんです。
モブログの良い所
モブログのメリットは、いつでもどこでもブログを執筆できること。これによって、例えば電車やバスなどでの移動中やカフェなどの休憩時間を、ブログの執筆時間として利用できるわけです。
また、時間の積み上げで書き上げられるのもメリットですね。
普段1時間かけて1本の記事を書いているとして、それを10分×6回に分割して書ける。スキマ時間を繋ぎ合わせて1本の記事が作れれば、日々忙しい生活を送っている方にも有効な手段になり得ます。
でもモブログって辛い
ただ、これがなんとも私には苦行なんですよね。というのも、私は、書くと決めたらガガガッと書いてしまいたい派なんです。
だから、ちまちまと何回かに分けて1つの文章を作るのは苦手ですし、スピードが乗らないタイピングにもストレスを感じます。
従って、ブログの執筆はもっぱらパソコンで一気書き。スマホを使うのは、タイトルや見出しのアイデアを書き留めるのみです。
ただ、モブログもいいかもなーと思えた事が1つあります。それは、文章が冗長になりにくいって所。
私が思うモブログの唯一のメリット
これは私の悪い癖で、きっと小学生の作文課題で必死に文字数稼ぎをしていた頃の名残だと思うのですが、文章がどうにも長くなるのです。
長くなった分だけ笑いを誘えれば良いのでしょうが、それもない。イタズラにボリュームを増やすだけの悪文です。
学生の頃はボリュームが大事だったんですけどね。「作文用紙10枚以上」なんて字数規定をされる事の方が多くて、中身のないカスカスの事柄を、いかに着色・誇張して、遠回しに結論まで持って行くかがテクニックでした。
でも、上司に提出する報告書も、ブログの記事も、短く簡潔にズバッと言い表した方が好まれます。これは大人になってから学んだこと。
特に最近はその傾向も強いみたいで、2500〜3000文字でも「長い!」と思われる様子。2000〜2500文字が良いとされていましたが、私の最近の人気記事なんかでは1500〜2000文字くらいです。
モブログなら短く簡潔に書ける
さて、モブログの話でした。じゃあなんでモブログだと文章が冗長になりにくいかって話ですが。
これは単純で、長文を書くのが面倒だからです。長い文章を書くには、スマホは手間がかかり過ぎる。
メールの平均文字数を30文字としたら、ブログ1本はメール70通〜100通分の量です。パソコンでババっと書くなら大した苦ではありませんが、これをスマホで書こうと思ったら、結構難儀な作業ですよ。
iPhoneやiPadで書く文章は、余計なものを書けるほど精神的余裕がないので、割と結論を急いで書ける傾向にあります。
その代わり、文章の構成や結論をシッカリ決めておかないと、書くこと自体が面倒になってしまいます。スマホで文章を消したり追記したりするのは非常に面倒な作業になりますのでね。
あとがき
と、そんな事をふらふら考えながら、仙台旅行の帰りのバスの中で書いたのがこの記事です。この記事の文字数がだいたい1500文字ぐらいですが、これ以上の文章量をスマホで書くのは正直シンドい。
やっぱり私にはパソコンでの作業が一番合ってるようです。指が疲れた。
それでは、今日はこのあたりで。