iPhone

【盗難対策】iPhoneが充電されたら位置情報をメッセージで受けとる方法

iphone-charge-message

iPhoneの「ショートカット」というアプリには、「オートメーション」という機能がある。これは、iPhoneの状況が変化したときに、次に起こすアクションを自分でカスタマイズできる機能だ。

これを活用すると、

  • 【状況の変化】iPhoneが充電されたとき
  • 【実行するアクション】位置情報を取得 → それをメッセージで送信する

という一連の流れを、自動的に処理できるようになる。今回のレシピは一例だが、「充電が開始された住所がわかる」というのは、万が一で盗難にあったときの対策として活用できるだろう。

iphone-charge-message_7

オートメーション:充電した場所の住所を取得するレシピ

それでは、アプリ「ショートカット」をつかった「オートメーション」のレシピの作り方をご紹介しよう。

1ショートカットを立ち上げたら、メニューから「オートメーション」を選択し、個人用オートメーションを作成をタップして、新しいレシピの作成に進む。

iphone-charge-message_1

2まずはトリガーとなる「状況」の選択。表示されたメニューから「充電器」を選択し、「接続されている」にチェックを入れたら、右上の「次へ」をタップする。

iphone-charge-message_2

3次に、iPhoneの動作を設定する。「アクションを追加」をタップし、検索窓に「現在地」と入力。表示された検索結果から「現在地を取得」をタップする。

iphone-charge-message_3

設定したアクション「現在地を取得」の右にある矢印をタップすると、取得する位置情報の精度を調整できる。10メートル単位まで正確に取得することが可能だ。

iphone-charge-message_4

4次に、「取得した位置情報をどうするか」を設定する。自由に設定してもらえれば良いので、今回は例として「メッセージを送信する」という設計にしよう。

さきほど同様、検索窓に「メッセージ」と入力し、表示されたメニューから「メッセージを送信」を選択。「宛先」をタップして、送信先を設定する。自分へのリマインドであれば、自分の電話番号を設定しておくのがいいだろう。

iphone-charge-message_5

5レシピの作成が完了したら「次へ」をタップ。レシピの内容を確認しよう。「実行前に尋ねる」をオフにしておくと、事前の確認なしにアクションが実行される。
最後に右上の「完了」をタップしたら終了だ。

iphone-charge-message_6

これでレシピの作成は完了だ。以降、iPhoneを充電すると、その時点での現在地がぼく宛にメッセージで送られてくる。

あとがき

オートメーションの良いところは、トリガーを「iPhoneが特定の状態になったとき」という "状況" で設定できるところだ。

「特定の場所を出たらWi-Fiをオフにする」「カメラを起動したら、静音カメラアプリに切り替える」などなど、アイデア次第でいろいろわるさができそうだ。

関連キーワード

  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

-iPhone
-,