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iPadのガラスフィルムにアンチグレアやペーパーライクをおすすめしない理由

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iPad のキレイなディスプレイが、もったいないほど、汚く曇ってしまうからです。

唐突に失礼しました。しかし、本記事のタイトルに対するアンサーを端的に言うなれば、そういうことです。

iPadのディスプレイは、そのままが最高。鮮明で鮮やかな画面は、動画や写真が快適に視聴できるようになっています。

アンチグレアフィルムやペーパーライクフィルムが、どんなに使い勝手がよかろうと、iPadの美しいディスプレイを犠牲にするほどの価値はないと、私はそう思っています。

タイプ別ガラスフィルムの特長

iPadを使っていると、不意の落下事故や、日常的なスクラッチ(擦り傷)に対して、日頃から不安を感じることでしょう。

少なくとも私は、大切なiPadを傷つけたくないという想いが強いため、ガラスフィルムの使用は必須だと考えています。

たしかに、iPhoneほど「持ち歩き→落下」へのリスクは少ないデバイスです。しかしリスクはゼロではありません。

特にiPad miniは、そのコンパクトなサイズから、持ち運んで使用するケースが多いタブレットです。加えてApple Pencilを利用するので、ディスプレイへの擦り傷のリスクは高いでしょう。

「ガラスフィルムがあれば、絶対安心!」と保証するものではありません。しかしお守り的に、ガラスフィルムがあることで、精神的に平穏な気持ちで使うことができます。

さて、そんなガラスフィルムですが、いくつかの種類があります。代表的なものは以下の3つですね。

クリア/光沢タイプ

これが一般的なガラスフィルム。iPadの液晶がもつ本来の美しさをそのまま再現してくれます。

しかし指紋や汚れが目立ちやすいので、こまめに拭いたりしていないと、画面の汚さが気になってきます。

また販売しているメーカーも多く、"本当に良い" と思える商品を見つけるのが大変だったりします。私が個人的に気をつけているポイントはこちら。

透過率が高いもの

硬度が9Hとなっているもの

著名なメーカーで、iPadの過去のモデルでも商品を展開していること

過去の商品も含めて、レビューで一定以上の評価を得ているもの

「指紋防止」といった余計な機能が付いていないもの

価格が少なくとも1,000円以上するもの

アンチグレア

ツヤがなく、ザラザラとしたマットな質感になっているフィルムです。

指紋がつきにくく、サラサラとした触り心地が特長。画面を指でなぞると、そのなめらかな触り心地がクセになります。

しかし画面が全体的に白っぽく、ザラザラした見た目になってしまうので、iPadのもつ本来の美しさを活かすことはできません。

ペーパーライク

ペーパーライク。その名の通り「紙のような質感」を表現したフィルムです。Apple Pencilを利用するiPadならではのフィルムで、iPhoneなどでは馴染みのないタイプですね。

特長として、Apple Pencilを走らせたときに、紙に書いたときのようなざらざらとした心地の良い質感が得られます。

透明なガラスフィルムではつるつると滑ってしまいますが、ペーパーライクフィルムなら適度な引っ掛かりがありつつも、ストレスフリーな滑らかさを実感できるでしょう。

一方で、アンチグレアのように画面全体がざらざらと曇った感じになりますので、写真や動画などの美しさは損なわれてしまいます。

実際の見た目については、以下のブログが参考になったので、よかったら合わせて参照してみてください。

その他の機能性フィルム

上記のフィルムが代表的な例で、これらに加えて「覗き見防止フィルム」や「ブルーライトカットフィルム」など、ある特定の機能を付与したフィルムが数多く販売されています。

Amazonに掲載されている商品情報の中には「指紋防止」「反射低減」といった特長をもったタイプも多いですが、これらは大抵の場合アンチグレアタイプです。クリアなタイプではなく、iPadの画面が曇った感じになりますので、選ぶ際は注意しましょう。

iPad本来の美しさを活かせるクリア/光沢タイプがおすすめ

ガラスフィルムいくつかの種類にわかれているガラスフィルム。それぞれ一長一短があるので、自分の好みに合わせて採用すればいいとは思います。

しかし個人的な意見でいえば、ガラスフィルムは「クリア/光沢タイプ」の一択です。

その理由はシンプル。「iPadの良さが一番活きるから」です。

いろんな目的でiPadを使いますが、「YoutubeやNetflixなどの動画の試聴」は、中でも多くの時間を占める使い方。ついで、ネットニュースや電子書籍などの閲覧です。

アンチグレアやペーパーライクフィルムは、たしかに気持ちのいい触り心地です。iPadを "操作" するには最適なフィルムでしょう。

しかしiPadを "楽しむ" のであれば、これらのフィルムを選ぶべきではない。せっかくの美しい液晶を曇らせてしまうのはもったいないと思うのです。

ですから、iPadではやはり、クリアなフィルムを使うべきだと考えています。

クリアフィルムだからといって、Apple Pencilの書き心地が著しく損なわれるとか、指での操作感が失われるとか、そういうことはありません。

日常で普通に使っている分には、なんの不満も感じることはありません。絵やイラストを書くことも、LINEでメッセージを送ることも、支障なく使えますので、ご安心ください。

まとめ

iPadの液晶フィルム選びに迷ったら、ぜひクリアタイプ・光沢タイプを選びましょう。

特に「透過度」の高いものを選んで、iPadの液晶が最大限活かされるようなフィルムを選ぶと良いでしょう。

ちなみに私が愛用しているのは、こちらのフィルム。フィルムメーカーとしての歴史も長く、実績も多いため、品質に信頼をおける逸品です。

  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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