急に現金が必要になったとき、私も度々お世話になっているのがコンビニのATM。
しかし、急場しのぎとは言え、そのためだけに手数料を取られるのはなんだか悔しいものです。それは、形もなければ役にも立たないもので、お金をただただドブに捨てる行為でありますから。
ですが、銀行によって条件は違えど、コンビニATMの手数料を無料で使うことができるんです。
今日はそんな、コンビニATMを無料で使うための条件を、各社でまとめてみました。必要条件を覚えておいて、賢くATMを使えるようにしておきましょう。
三井住友銀行
三井住友銀行では、SMBCポイントパックでの条件を満たすと、コンビニATM利用手数料108円が月4回まで無料となります。
SMBCポイントパックの条件は意外と簡単で、例えば以下のいずれかを満たせばOKです。
・給与受取または年金受取の実績があること
・残高合計額が30万円以上
・Web通帳のご契約があること
三菱東京UFJ銀行
三菱東京UFJ銀行には、「シルバーステージ」「プラチナステージ」というプランがあります。これらのステージに属する人は、月3回まで無料になります。
「シルバーステージ」の条件は非常に簡単。以下のいずれかを満たしていればOKです。
・預金残高等合計が30万円以上
・給与の受取り(1回あたり10万円以上/月)
「プラチナステージ」は、「シルバーステージ」よりも条件が厳しいため、今回は割愛します。
みずほ銀行
みずほ銀行には、「みずほマイレージクラブ」があります。これ入会されている方は、コンビニATM手数料が月4回まで無料になります。
みずほマイレージクラブの入会条件はハードルが低く、月末残高が10万円以上ならOKとなります。
りそな銀行
りそな銀行の場合、「ルビー会員」「ダイヤモンド会員」の方は月3回まで手数料が無料になります。
しかし、「ルビー会員」も「ダイヤモンド会員」も、取得条件が非常に厳しい。今までの「預金10万以上」「ウェブ通帳」などではなく、色んな項目を複合して満たしておかなければなりません。
ちょっと言葉で説明は難しいのですが、複数の条件を満たさなければならないと言うことだけお伝えしておきます。詳しい取得条件は、以下のリンクを参照してみてください。
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行には、コンビニATMを無料化する特典などがありません。
しかし、預金残高などに関わらず、自行ATMが開いてさえいればATM手数料は無料。これが大きな特徴になります。
JAバンク
JAバンクでは、日中の平日(8時45分〜18時)と土曜の昼過ぎ(9時〜14時)までのコンビニATM手数料が無料となります。
加えて、自行のATMを使用した時は、全時間帯でATM手数料が無料。結構幅が広いので、意外と使いやすい銀行だと思います。
セブン銀行
コンビニATMでおなじみのセブン銀行。自行のATM、つまりセブンイレブンに置いてあるATMを利用すれば、平日・休日の7時から19時で無料となる。
時間に限りがあるのが難点ですが、休日も変わらず利用できるのが嬉しい所。また、セブンイレブンなら街中に溢れているので、探す手間も省けます。
あとがき
「手数料取られるの嫌だなぁ」なんて思いながら、それでも仕方なくコンビニで現金を引き降ろす。そうしたら、なぜか手数料が掛からなかったんです。
それを不思議に思ったのが今回の記事の始まり。知らないって、損になるケースが多いですよね。気がつけてよかった。