私はMacBook Airの愛用者でありつつ、パンタグラフ式の薄型キーボード「MX KEYS MINI」を愛用しています。
ポチップ
この話をすると、こんな意見をもらいます。
「ノートPCを使ってるなら、わざわざ外部キーボードを使う必要はないんじゃないの？
それも、メカニカルキーボードならわかるけど、薄型のペチペチ系キーボードなら、わざわざ荷物を増やして使う意味はないんじゃないの？」
言いたいことは非常によくわかります。ですが、私が "あえて" MX KEYS MINIを常に持ち歩き、使い続けているのには、それなりの理由があります。
シンプルにキーボードとしての品質が良い
ひとつは非常にシンプルで、キーボードとしての品質の違いです。
まずもって、MX KEYS MINIはタイピングの心地よさが段違いです。
薄型のペチペチ系キーボードながら、キーにしっかりと深みがあります。
これは数値にも現れていて、たとえばAppleのMagic Keyboardと比べてみても大きな違いがあります。
- キーストロークの違い
- MX KEYS MINI：1.8mm
- Magic Keyboard：1.0mm
- ロープロファイル型メカニカルキーボード：約3.0mm
- 一般的なメカニカルキーボード：約4.0mm
キーストロークとは、キーボードのキーを押したときに、キートップが沈み込む深さを指します。
MX KEYS MINIはMagic Keyboardに比べてもキーストロークに高さがあります。そのため、キーを押したときに、きちんと押した感覚があり、指先にフィードバックを感じることができる。
だからこそリズムよくタイピングができ、キーを押すひとつひとつの所作に楽しさが込み上げてきます。
他にも、
- キーボードの肌触りのサラサラとした質感よかったり。
- キートップに施されたくぼみのお陰で指へのフィット感が極上だったり。
と、タイピングを楽しませる工夫がさまざま施されています。
メカニカルキーボードを使用したがる大きな理由はタイピングの心地よさにありますが、MX KEYS MINIなら妥協せず、楽しむことができます。
常に同じタイピング体験が保証される
ふたつ目の理由は、環境や状況、デバイスが変わっても、常に同じタイピング体験を維持できるからです。
たしかに私はMacBook Airを愛用しています。しかし「これしか使わない」というわけではありません。
ときにはiPhoneやiPadを使って執筆作業をすることもあります。
また、Macが寿命になれば、新しいMacに買い替えなければなりません。
こうやって使用するデバイスが変わってしまっても、常に同じキーボードが使える。それは外付けキーボードの非常に大きなメリットです。
道具の練度を上げていく
キーボードという道具は、使いやすい・にくいという評価もありますが、それと同じぐらい "慣れる" 道具でもあります。
キーボードはメーカーやモデルによって個性や特徴があります。
キートップの形状や質感、大きさも違います。キーひとつひとつの感覚も異なったりします。
そのため、自然なタイピングができるようになるには、同じキーボードを使い続け、練度を高めていくような作業が必要になります。
そして、練度を高めた "相棒" のようなキーボードができあがるんです。
ノートPCに備え付けられているキーボードでは、練度を上げ続けても、どこかで必ず終わりがきます。次のマシンに引き継ぐにあたって、キーボードだけを引っ剥がすわけにはいきませんからね。
なので外部キーボードが必要であり、そのキーボードは長く愛用し続けられるような品質もものでなければいけません。
さいごに
ぜひご自身にとっての "相棒" となる一基を見つけてください！その過程もまた、楽しかったりするのです。
