以前から、面倒くさくない日記の書きかたをいろいろとご紹介してきました。4行日記や3GoodThingsを活用したり、カンタンに書くためにテンプレートを用意したり。
ただ最近は、よく手で日記を書くようにしています。
というのも、年始に買ったほぼ日手帳カズンが、なんとなく活用しきれずにいまして。そうこうしているうちに1年も1/4を過ぎてしまい、「このままではいかん!」と思ったのがキッカケです。
さて、ほぼ日手帳カズンのハードユーザーといえば、シゴタノのBeckさんや倉下さんが思い浮かびます。スケジュール管理や目標管理をガツガツやられていて、その姿に憧れたからこそ年始にほぼ日手帳を買ったクチなのです。
お二方の活用術はかなり参考にさせて頂いています。ですが、いきなりガツンとやろうとし過ぎたがゆえに、続けられなかったという失敗体験。
そこで、まずはほぼ日手帳カズンのデイリーページを埋めることから始めようと、今に至った次第なのです。
ほぼ日手帳カズンのデイリーページに残す内容
ほぼ日手帳カズンは、その大きさ故に、書けるスペースがいっぱいあります。
これだけのスペースがあると、その余白の大きさにたじろいでしまって、なかなか筆が進まないこともあります。
ですので、私は「とりあえず何でも書く」ということにしました。
例えば、
・4行日記
・3GoodThings
・今日のToDo
・ブログのアイデア
・考えなくちゃいけないテーマ
・喜怒哀楽のちょっとしたメモ
・新たに発生したToDo
・新しく決まった予定
などなど。
余白を埋めるためだけに、今日の天気や食べたものを書いたりなんかもします。頭を整理するためだけに、単語を書きなぐることもしばしば。
こんな感じで、かなりラフに使ってます。デイリーページの左側には、その日のタイムスケジュールが書けるようなテンプレートもありますが、あまり利用しません。まずは余白を埋めることのみに注力しています。
まずは自分のブレーキを取り払って、余白がすべて埋まった今日のデイリーページをニヤニヤしながら眺めたいのです。
その日の最後には写真を撮ってEvernoteへ
さて、こうやって書いたデイリーページは、紙に書いたものなのでカタチとして残ります。
それはそれでいいのですが、今までEvernoteで日記やライフログを取ってきた私にとって、記録の場所がバラバラと存在するのは気持ちのいいものではありません。
なので、手帳に書いた内容を、Evernoteには残しておきたい。「一年前の今日の日記は、Evernoteにあったかな?それとも、ほぼ日手帳に書いたんだっけか?」と迷いたくはないのです。
ですので私は、その日の最後にデイリーページを写真に撮って、Evernoteに送るようにしています。
写真というのは意外と優れているもので、ちゃんと文字まで読むことができます。別に一眼レフとかちゃんとしたカメラでなくとも、iPhoneのカメラでだって充分に文字を読み返すことができます。
だから私は、iPhoneアプリ「FastEver Snap」を使用して、デイリーページをチャチャッと撮影。手で紙に書いた内容だって、Evernoteに残してしまいます。
こうしておけば1年後の私でも、迷わず今日の日記に辿りつくことができるのです。
デイリーページにおける4色ボールペンの使い分け
紙に書いた内容を写真で残すことに問題があるとすれば、それは「書いた内容を検索できない」ことにあります。
Evernoteの特徴である「充実した検索機能」を活用しきれないのは、ちょっと残念に思うかもしれません。かといって、わざわざ手帳に書いた内容を、
Evernoteに転記するような手間はかけたくありません。
そこで、手帳に書いたことのうち、転記が必要な情報を分かりやすくしておくことが大切。
取捨選択するわけですね。Evernoteに残してつつ後から見返したいは転記し、そうでなければ写真を撮って終わりにしてしまう。これであれば、そんなに面倒がかからなそうです。
特に私はJetstreamという4色ボールペンを愛用していますので、以下のような色の使い分けをしています。
・赤=ToDoに転記する必要があるメモ
・緑=Evernoteに転記する必要があるメモ
・青=スケジュールに転記する必要があるメモ
基本は黒で書きこんで、転記が必要なメモに対しては色で囲むようにしています。こうしておけば、その日の最後に見返したときに、転記が必要なメモだけをパッと見で判断できます。
あとがき
そもそも、やっぱり私は字を書くということが好きのようです。別に字がキレイなわけではないですけど、文字を書いていると、なんとも言えない気持よさがあるんですよね。
あと、やっぱり手で書いている方が記憶に残りやすい。
「別にEvernoteに入れておけば、記録されていつでも見られるんだから、それでいいじゃん」と思っていました。いや、今でもそう思っている部分もあります。
ですが、それでもやはり「人の記憶」には重要な役割があるように感じます。このあたりは、今後また掘り下げてお話していきたいですね。