正月にイッキ見したいアマゾンプライムのおすすめアニメベスト５

アマゾンプライムビデオでは数々のアニメが見放題になっている。そこで今回は、正月のまとまった時間に一気観したいおすすめのアニメをご紹介しよう。

正月の時間を持て余している人、作業のお供でだらだら流しておく動画を探している人は、この機会にぜひ見てもらいたい！

鬼滅の刃

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時は大正、日本。炭を売る心優しき少年・炭治郎は、ある日鬼に家族を皆殺しにされてしまう。さらに唯一生き残った妹の襧豆子は鬼に変貌してしまった。絶望的な現実に打ちのめされる炭治郎だったが、妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、“鬼狩り”の道を進む決意をする。人と鬼とが織りなす哀しき兄妹の物語が、今、始まる--！ ©吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable

最近何かと話題になる大人気ジャンプ漫画。この大晦日の紅白歌合戦では、オープニングテーマである「紅蓮華」が歌われるほど。

物語の基本は和風ヴァンパイアハンター。異能の力を有した不死身の肉体を持つ鬼と、それを倒す｢鬼滅隊｣の戦いの話だ。

いわゆる異能系バトル漫画で、｢ジョジョの奇妙な冒険」や｢HUNTER×HUNTER｣などが好きな人は、おそらく楽しく見られるだろう。

ただ、ジョジョなどと大きく違うのは、ジョジョやハンターは異能と異能のぶつかりである一方、鬼滅の刃は人間と異能の戦いだという点。

力も能力も圧倒的に弱く不利である人間が、強大な鬼の力に蹂躙されながらも必死で立ち向かっていく様が、儚くもカッコいい。

僕も、第一話を見始じめたら止まらなくなり、一気に見てしまった。

アニメの最終回では｢これからがいいところ｣で終わってしまうのが残念なところ。僕は続きを漫画で読んでしまうほどハマってしまった。

はたらく細胞

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人の細胞の数、およそ37兆個（新説）。細胞たちは体という世界の中、今日も元気に、休むことなく働いている。酸素を運ぶ赤血球、細菌と戦う白血球……そこには、知られざる細胞たちのドラマがあった。擬人化モノの新定番、大人気コミック「はたらく細胞」が待望のテレビアニメ化！誰もが共感できる、体内細胞擬人化ストーリー！(C)清水茜／講談社・アニプレックス・davidproduction

人の身体の中にある様々な細胞を擬人化して、そこで起こる日常をアニメーション化した作品。

アニメでありながらも非常に勉強になる秀逸な作品！言葉や図でもわかりにくい人間の体の仕組みが、擬人化アニメという形を取ることで、とても理解しやすいものとなっている。

花粉症の仕組みとは？擦り傷をしたときに身体の中では何が起こるのか？ガンとは何か？そんな疑問がアニメを見ているだけでスッと入り込んでくる。

この作品の出来栄えは、ガンの研究者も絶賛するほどで「研究者目線でも、とても正確」とのこと。パーソナルトレーナーである私の妻もドハマリして、毎回ふむふむと納得しながら楽しく視聴している。

PSYCHO-PASS（サイコパス）

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あらゆる感情、欲望、社会病質的心理傾向はすべて記録され、管理され、大衆は「良き人生」の指標として、その数値的な実現に躍起になっていた。人間の心の在り方、その個人の魂そのものを判定する基準として取り扱われるようになるこの計測値を人々は「PSYCHO-PASS（サイコパス）」の俗称で呼び慣わした。
犯罪に関する数値も“犯罪係数”として計測され、犯罪者はその数値によって裁かれる。治安維持にあたる刑事たちは常に、犯人を捕まえる実動部隊となる“執行官”と、執行官を監視・指揮する“監視官”のチームで活動する。自らが高い犯罪係数を持ち、犯罪の根源に迫ることのできる捜査官こそが優秀な“執行官”となりうる。それゆえに、犯罪者になりかねない危険も孕む“執行官”は、その捜査活動を冷静な判断力を備えたエリートである“監視官”に監視されている。（C）サイコパス製作委員会

「攻殻機動隊」のような近未来を舞台にした作品。この世界では、人間のあらゆる心理状態や性格傾向の計測を可能とし、それを数値化する機能を持つ「シビュラシステム」が常識として成り立っている。

犯罪に関する数値は「犯罪係数」として計測され、数値が規定以上になれば「潜在犯」として裁かれる。この世界において裁判制度はなく、すべての秩序はシビュラに委ねられている。

そんな「ありえないけど、ちょっと有り得そう」な近未来SF感が面白く、現代社内の仕組みの中でも考えさせられる問題提起も数々ふくまれている。

個人的に、ラーメンズのような「非日常の中の日常」を描いた作品は大好物なのだ。

現在三期目のアニメが放送されているが、すべてのきっかけでもあり、そしてシリーズ最高傑作だといえる第一期は、この機会にガッツリ見ておくことをオススメしたい。

ただ、テーマはかなり重めで、グロテスクで暴力的な表現も多数あるため、正月に似合うかといえばNOである。あと、二期・三期と続いていくが、個人的には一期が一番面白いと感じている。

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST

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「等価交換」の原則のもと、物質を理解、分解、再構築する最先端の科学「錬金術」。「鋼の錬金術師」の名を背負う兄、エドワード・エルリックと巨大な鎧に魂を定着された弟、アルフォンス・エルリックは失ったものを取り戻すため、「賢者の石」を探す旅に出る。そして兄弟は、大きな陰謀の渦中へと突き進んでいく…。(C)荒川弘／鋼の錬金術師製作委員会・MBS

これほどまでにキレイに完結した漫画も数少ないかもしれない。そう思えるほど、読み終わった後に爽快な達成感が味わえる漫画だった。

その「鋼の錬金術師」のアニメーション作品だが、この完成度が驚きだ。漫画をアニメ化したもので、これほどまでに原作を忠実にしつつ、そしてキレイに完結させたものも珍しい。

全64話にもなる超長編アニメにも関わらず、カスタマーレビューが110件で4.6の高評価。それも納得で、どの話を切り取っても原作への愛に溢れた素晴らしい作品である。

こういうまとまった機会にしか見られないので、原作を読んだことのある人はぜひ楽しんでもらいたい。

なお、鋼の錬金術師のアニメは2種類あるが、見るべきなのは最新版である「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のほうだ。間違いないようにしてほしい。

ゆるキャン△

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これは、ある冬の日の物語。静岡から山梨に引っ越してきた女子高校生・なでしこは、“千円札の絵にもなっている富士山”を見るために自転車を走らせて本栖湖まで行ったものの、あいにく天気はくもり空。富士山も望めず、疲れ果てたなでしこはその場で眠りこけてしまう。目覚めてみるとすっかり夜。初めての場所で、帰り道もわからない。心細さに怯えるなでしこを救ったのは、1人キャンプ好きの女の子・リンだった。冷えた身体を温めるために焚き火にあたる２人。ぱちぱちと薪の爆ぜる音が、湖畔の静寂に沁み込んでいく。焚き火を囲み、カレー麺をすすりながら会話するなでしことリン。やがて2人が待ちに待った瞬間が訪れる。「見えた……ふじさん……」なでしことリン、２人の出会いから始まるアウトドア系ガールズストーリー。(C)あfろ・芳文社／野外活動サークル

女の子がキャンプをするアニメ。ただそれだけ。しかし、それが良い。

何が良いかって、アニメーションから湧き出てくる風景に情緒が感じられ、見ているだけで空気感を感じられるところだ。

私はアウトドアはやらないし、興味もそこまでない。しかし、見ていると不思議とアウトドアならではの自然の優しさや雄大さの一片を少しながら感じられる。そんな不思議なアニメだ。

その理由は、おそらく「リアルを大切にした作品」だからなのだろう。

私はアウトドアに明るくないが、所作のひとつひとつの細やかさや、使われている道具、行き先の場所で見える風景などが、現実にあるものを大切にしているのが理解できた。それだけ "本気" な作品なのだと思う。

いわゆる「日常系」と呼ばれるアニメで、ゆるりゆるりと過ぎていく時間の流れを楽しみたい人におすすめ。正月のこのタイミングに、何か作業をしながら観るのが楽しいかもしれない。

あとがき

アマゾンプライムビデオでは、今まで見放題の対象だったのに、突然対象外になって有料になる作品がある。

無料で見られる期間は意外と限られているようなので、作品に興味を持たれたらなるべく早めに視聴することをおすすめする。