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運は使いどころが肝心!正しく生きて、無駄遣いするべきではない

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運が良いか悪いかって、人生を大きく左右するほどの力がある。

「じゃあ運が良い人の大勝利?!」と思うかもしれないが、それは違う。まぁこれは個人の考え方次第だけどさ。僕の考え方を話すね。

【運】の性質

まず、運っていうのはある程度平等に分け与えられる物。誰か一個人が絶対的に多くの運を手に入れるってことはなく、多少の大小はあるにせよ、等しくチャンスは与えられている。

……と僕は考えている。そんで、その運ってやつは、自分の力で貯めることができる。

最後に、その運ってやつは、使うと空っぽになって、また貯めなきゃいけない。ポイントカードみたいになってるの。

【運】は使いどころが肝心

人生で重要なのは、運が良いことじゃなくて、大事なところで運を使えるかどうか。逆にいえば、どうでもいいところで運を使わないことが大切なんだ。

運って、銀行預金みたいなもの。もしくはポイントカードとか。

要は、自分で貯めることができるんだけど、使っちゃうと残金が0になってしまう。

例えばガチャで、競馬で、パチンコで、大当たりしたとする。それはとっても嬉しいことだけど、同時に運の残高が減ったことになる。

そうなると、本当に勝負したいところで運を使えなくなっちゃうんだ。プロジェクトの成功・新しい人との出会い・家族の成長……

あなたが本当に成功したいってタイミングで、あなたの運の残高が少ない。そうすると成功に手が届かない。今一歩のところで、運が味方をしてくれない。そういうことになる。

 

だから、運は使いどころが重要。大切なところで運を使うために、余計なところで運を使わないのが大切なんだ。

運を使わない生き方をしなきゃいけない。欲深く生きるのではなく、質素に、謙虚に、慎ましく。
傲慢にならず、人を蹴落とさず。人の不幸に涙して、人の幸福を共に喜べるような、そんな生き方をしなきゃいけない。

そうでなければ、本当に使いたいときに運を使えないんだ。

【運】の貯め方

じゃあどうやったら運は貯まるのか。

なんとなくわかってると思うけど、まず大切なのは使わないこと。使わない道を進み、使わないように生きること。

そしてもう一つは、正しく生きること。

これはとても抽象的で、言葉で表すのは難しい。強いて言うなら「道徳的に正しいことをし続ける」ということかな。

例えば「赤信号では進まない」とか。「電車では席を譲る」「ゴミはゴミ箱に捨てる」「助けが必要な人がいれば、惜しみなく手を貸す」などなど——。

「誰かが見ているから」ではなく、人が見ていないところでも常に正しく生きていく。

子供の頃なら当たり前にできていたはずなんだけどね。大人になると、結論と結果を急いでしまい、ズルをしたり、見て見ぬふりをしちゃう。

宮澤賢治の「雨ニモマケズ」のように生きるのは、なかなかに難しいね。

でも、正しい道を進むこと、人の見ていないところで正しく生きる理由が「運を貯めるため」って思えたら、少し背筋を伸ばして生きていけそうだ。

雨にもまけず 風にもまけず 雪にも夏の暑さにもまけぬ 丈夫なからだをもち 欲はなく 決して怒らず いつもしずかにわらっている

一日に玄米四合と 味噌と少しの野菜をたべ あらゆることを じぶんをかんじょうに入れずに よくみききしわかり そしてわすれず

野原の松の林の蔭の 小さな萓ぶきの小屋にいて 東に病気のこどもあれば 行って看病してやり 西につかれた母あれば 行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば 行ってこわがらなくてもいいといい 北にけんかやそしょうがあれば つまらないからやめろといい

ひでりのときはなみだをながし さむさのなつはオロオロあるき みんなにデクノボーとよばれ ほめられもせず くにもされず

そういうものに わたしはなりたい

via:宮澤賢治 「雨ニモマケズ」

  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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