iPad の人気お絵かきアプリ「Paper by 53」。このアプリには専用のスタイラスペンが販売されており、このペンでしか使えない特殊機能が4つほどあります。
たった4つ。されど4つ。この特殊機能があるだけで、Paper で使える表現の幅が飛躍的に増えるんです。これを知ったら、あなたはきっと試したくなるでしょう。
今日はそんな「Paper × Pencil」でしか使えない特殊機能をまとめてご紹介しようと思います。
画面に手首を置いても反応しない!
一般的なスタイラスペンを使った場合、画面上に手首をおいたら、それに反応してしまいます。意図しない線が引かれてしまうので、普通は iPad の画面上に手が乗らないように描きます。
しかし 53 Pnecil を使用すると、手首を手首だと認識してくれ、反応しないように調整してくれます。「パームリジェクション」という言い方をしますね。
この機能のおかげで、iPad 上に手首をおいても問題なく、53 Pencil でしか線が描けないようになります。
ペンの角度で表現が変わる!
一般的なスタイラスペンを使った場合、使える表現は一本の線だけです。ペン先の圧力や範囲を判定することはできないので、どんなに力を入れても、ペン先の角度を変えても、描ける線は同じ太さの一本だけ。
53 Pnecil を使うと、ペン先の微妙な表現の違いを認識してくれます。つまり、ペン先を倒して描くと、その分だけ太い線が描けます。それはまるで、本物の鉛筆を倒して描いているような、そんなリアルな表現ができるようになるんです。
ペン尻が消しゴムに!
一般的なスタイラスペンでは、ペンの種類を判断することはできません。
53 Pencil には BlueTooth が内蔵されているため、ペン先とペン尻の違いを認識できます。そのため、ペン尻だけに特殊な機能を、つまり消しゴムの機能を付けることができたんです。
今までわざわざペンの種類を変えていた消しゴム機能が、ただただペンを逆さに持つだけで使えてしまう。この感覚は新しいですよ。
指でなぞれば滲む!
何度も言いますが、一般的なスタイラスペンでは認識するペン先の違いを区別できません。つまり、それがペンで触られたものなのか、はたまた指先で触られたのかは、機械にはわからないんです。
しかし 53 Pencil は、それが指先なのかペン先なのかを区別できます。そのため、指先では指先にしかできない表現ができる。
例えばあなたが、鉛筆で書いた絵の上を指でなぞったらどうなるでしょう。きっと、鉛筆の黒い粉が指につき、描かれた絵は黒く滲んでしまうでしょう。Paper も同じなんです。
あとがき
Paper を使うだけなら、普通のスタイラスペンでも十分楽しめます。
しかし、120% 楽しみたいのならこの専用スタイラスペン「Pencil by 53」が絶対的にオススメ。スタイラスペンにしてはちょっと高いので手を出しにくいかもしれませんが、買って損はしないガジェットです。
一度使えばあなたも虜。楽しすぎる「Paper × Pencil」ライフを、ぜひ一度体験してもらいたいものです。
それでは、今日はこのあたりで。