欲しいものがある。そんなとき、その商品に関する評価や使い心地を知るためにGoogleで検索するというのは、今や一般的な購買行動でしょう。
しかし実際やってみると、意外と "ノイズ" が多いことに気がつきます。
つまり、「Amazon」や「楽天」などの販売サイトや、「NAVERまとめ」や「OKWAVE」などの参考にならない情報サイトなどなど。自分が知りたい情報が確実に載っていないページまでも、検索結果としてピックアップされてしまう。
「商品の評価」を知りたいのに、目的以外の情報が検索結果に混ざる。これを “ノイズ” といっています。
この “ノイズ” を極力少なくし、欲しい情報だけを引っ張り出すテクニックがあります。
それが「ノイズレスサーチ」です。
ノイズレスサーチで欲しい情報だけを引き出す
サイト「ノイズレスサーチ」。このサイトで検索をすると、ノイズとなり得るサイトを、検索結果から除外してくれます。
関連:ノイズレスサーチ
まとめサイト・知恵袋・NAVERまとめ・OKWAVE・2ch転載・Amazon・楽天・価格コムなどの通販サイト・食べログ・クックパッド、その他多数のサイト(4500個以上)を除外しています。
via: ノイズレスサーチ
例えば、最近私がハマったスマートウォッチ「Pebble Time」。これを購入するまでには、様々なブログやメディアの情報を集めて、その使い勝手や評価を集めてきました。
これを「普通のGoogle検索」と「ノイズレスサーチ」で検索して、それぞれの検索結果を見比べてみます。
その結果のランキングが、この通り。
Google検索結果 | ノイズレスサーチ結果 | |
1 | ブログ | ブログ |
2 | Amazon | メディア:ASCII.jp |
3 | ブログ | ブログ |
4 | Google+のコミュニティ | メディア:Gigazine |
5 | ブログ | ブログ |
6 | メディア:ASCII.jp | メディア:CNET |
7 | Google+ | ブログ |
8 | Google+ | ブログ |
9 | Amazon | ブログ |
10 | ブログ | メディア:Engadget |
Amazonや楽天などの購入ページはなく、「使ってみてどうだったか」というレビュー系の記事が大半を占める結果となりました。
活用方法
ノイズレスサーチでは、以下のような情報サイトを検索対象から除外しています。
- まとめサイト
- 知恵袋
- NAVERまとめ
- OKWAVE
- 2ch転載
- Amazon
- 楽天
- 価格コムなどの通販サイト
- 食べログ
- クックパッド など
販売サイトのほかには、一般的に「まとめ」と呼ばれるサイトが多いですよね。
これらが除外されるということは、つまり「より人間味の強い、より個人にフォーカスされた情報」が残るということです。
最近では、DeNAが運営する情報サイトにおいて、「医学的に根拠のない記事が多数掲載されていた」という問題がありました。
大手メディアでさえも、信用できない情報が反乱する昨今。ネット上の情報は、より「誰が書いたか」が重要視されるようになっています。
そうした生の声、信頼のおける個人の実体験を探し出したいときは、このノイズレスサーチが役に立ちそうです。