MX MECHANICAL miniが楽しくて仕方ない。音も、光も、質感も、打感も。すべてが「タイピングが楽しくなる」につながっていて、こうして文章を作っている瞬間がたまらなく気持ちいい。
しかしひとつ、いまだに慣れないところがある。キー配列だ。
MX MECHANICAL:不要なキーは取ってしまえば良い
特にenterキーの右側に配置されているキーについていまだに慣れず、暴発を連発している。
というのも、Macのキーボードの基本は、enterキーが一番はじっこだ。なので指の感覚が「キーボードの右端」で覚えてしまっている。
この感覚を拭い去るのが難しく、一日中タイプしていても暴発がなくなることはなかった。
そこで発想を変えることにした。不要なキーは、なくしてしまえばいいのだ。
MX MECHANICAL mini の右端に配置されているキーは、どれも "必須" とはいえない。取り外してしまっても、普段の操作には一切の支障が出ないものばかりだ。
なので、物理的にキーキャップを外し、タイプできないようにしたのだ。これにより、指の感覚をMacのキーボードに近づけることができる。
実際、キーキャップを外してからというもの、キーの暴発が一切なくなり、快適にタイピングできるようになった。
専用の道具無しでキーキャップを外す方法
キーキャップの取り外しには専用の道具を使用するのがベストだとされている。値段も極端に高いわけじゃないので、ひとつぐらいは持っていても損はないだろう。
ただ、家にあるものを使っても、簡単に取り外すことができる。
たとえばぼくは、一般的なビニール紐をキーキャップに引っ掛けて、取り外すことができた。パーツが傷んだり壊れたりしないように、紐はゆっくりと慎重に引っ張れば、問題はなく外せる。
もちろん正規の方法ではないので推奨はできないが、急場の対応策として、ひとつ覚えておくといいだろう。