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Evernoteでスタックを対象とする魔法の検索コマンド・演算子

Evernoteも公式では伝えられてはないように思います。でも、覚えておくと便利ですよ。

何の話かと言うと、検索コマンドのお話。

今まで、ノートブックの中を検索するなら「notebook:*****」、タグを検索するなら「tag:*****」と入力していたと思います。

これに加えて、スタックの中を検索する検索コマンドが、普段使いに非常に重宝するのでオススメですよと、そういうお話しなのです。

Evernote スタック内を検索対象とする魔法の検索コマンド 001

スタック内を検索対象とする演算子

魔法の演算子は、以下の通り。

「stack:*****」

これが魔法の検索コマンド。これを入力すると、スタック内すべてのノートを検索対象として、キーワードの検索をすることができます。

これの何が便利なのか?

例えば私の場合、「Lifelog」というスタックを持っています。この中には自分の行動の記録を溜め込んでいるのですが、その種類は千差万別。

Evernote スタック内を検索対象とする魔法の検索コマンド

個人的な日記に始まり、食事の記録からTwitterのツイートまで、本当に様々な履歴が残っています。

じゃあ「1年前の自分の行動を見返したい」となった時、日記だけが糸口になりますでしょうか。いえ、決してそうではありません。Twitterのツイートも、食べたものも、着ていた服も、そのすべてが発見の糸口になります。

しかし、今までであれば、これらを調べるのにノートブックを個別に漁っていました。一年前の日記を見て、一年前の食べ物を見て、一年前のツイートを見て・・・

これでは全く意味がありません。同じ日に起こした行動を、横一列で壮観してこそ「1日の振返り」ができるというもの。つまり、スタックを貫いて、一年前のノートを見返さなければならないんです。

そんな時、「stack:Lifelog」と入力すれば、スタックの中身すべてを検索対象にできます。

Evernote スタック内を検索対象とする魔法の検索コマンド 1

後は、一年前を検索対象とする魔法の検索コマンド「created:day-365 -created:day-364」を組み合わせます。

「stack:002[LifeLog] created:day-365 -created:day-364」

Evernote スタック内を検索対象とする魔法の検索コマンド 2

こうすることで、初めて一年前の行動を振り返ることができます。スタックを活用している人であれば、この感動を分かって頂けるのではないでしょうか。

Evernote スタック内を検索対象とする魔法の検索演算子

執筆後記

ちょっとした気付きが、生活を豊かにする。そんなことを体現できた小ネタです。個人的に、とても感動しました。

一年前の行動を振り返るって、結構面白いですよ。ちょうど一年前に更新したブログの記事が、一瞬で引き出せるなんて感動モノです。

今日からぜひ試してみて下さい。それでは、今日はこのあたりで。

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  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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