毎日おいしいゴハンを、本当にありがとうございます。でも、実はその料理の献立が、そろそろ考えつかなくなってきていませんか?
夕食の献立を考えるのは非常に大変だと思います。限りある材料とその組み合わせだけでも大変なのに、そこに賞味期限や栄養を考えて献立を考えるなんて。本当に大変だと思います。
今日はそんな主婦の方々のお役に立つために、ひとつアイデアをお持ちしました。
私は主婦ではないですし、料理を頻繁に作る方ではありません。ですが「こうしたら便利なのではないだろうか?」というアイデアはご提供できると思います。
結婚されている男性の方も、ぜひ奥さんに奨めてあげてください。もしくは自身で作って、奥さんとノートブックを共有してください。きっと喜んで頂けますよ。
それでは、今日はそんな料理とレシピに関するEvernote活用方法を。
レシピの集め方
まず最初に、レシピの集め方について。レパートリーを増やすのは大切ですからね。
レシピの情報源は大きくは3つ。「自分が食べた料理」「本」「ネット」の3つではないでしょうか。
自分が食べた料理
自分が食べたものも、レシピのレパートリーを増やす上で重要な情報源です。それは外食・自炊・実家の食事すべてに言えるでしょう。
出来上がった料理ですので、レシピそのものを手に入れることはできません。しかし、気に入ったものは写真に撮っておくといいでしょう。
私も、家で食べた料理については「FastEver Snap」を使って毎日写真に納めています。「あぁ、この料理おいしかったなぁ」を思い出すには、言葉より映像の方が良いですから。
本のレシピ
本に書かれているレシピは、昔も今も変わらぬ情報源です。
本の場合はスキャンして保存します。もちろん、スキャナーを買う必要はありません。iPhoneなどのスマホで使える「スキャナーアプリ」を利用すれば十分でしょう。
私がオススメしているのは「GeniusScan+」。撮影した写真を台形補正してくれるのはもちろん、PDFとJPEGによるアウトプットができ、Evernoteへの送信が素早いからです。
本に記載してあるレシピをスキャナーアプリで撮影して、保存する。これだけでレシピは増えていきます。
ネットからの情報
ネットの情報であれば、EvernoteのWebClipperを利用すればバッチリです。
最近では「クックパッド」を利用する方も多いでしょう。そんな方は、そのまま使わずに「印刷画面」にしてからクリップしてみてください。
いつも以上にキレイな見栄えで保存できるはずです。
クックパッドのレシピをEvernoteへ綺麗に残すちょっとしたコツ | あなたのスイッチを押すブログ
集めたレシピの整理の仕方
レシピを集めた所で、それを活用できなれば意味がありません。では、どのように整理したらいいでしょうか。
ノートブックの分け方
まずは「料理」というスタックを作り、その中にノートブックを作りましょう。
ノートブックの分類が悩ましい所ですが、「洋食」「中華」「和食」などの料理のタイプに分けるのが無難だと思います。理由は、多くの料理レシピ本がそうまとめているから。
ただ、これはあくまでも一例。色んな切り口が考えられるでしょうから、ご自身が一番ピッタリくる分類で結構です。
タグの付け方
次に、レシピにつけるタグについて。これは「材料」をタグ付けしておいたらいかがでしょうか。
例えば「カレー」のレシピであれば、「玉ねぎ」「にんじん」「じゃがいも」とタグを付けます。
これの便利な点は、材料からレシピを引っ張り出せる点です。
例えば、冷蔵庫を覗いたら「たまねぎ」と「キャベツ」が残っていたとします。そうしたら検索コマンドを使用し、「tag:たまねぎ tag:キャベツ」と検索。これだけで、冷蔵庫の中身から料理が作れるようになってしまいます。
例えば、スーパーにて。玉ねぎが特売だったので、玉ねぎを使ったレシピを探したい。そうしたら「tag:玉ねぎ」と検索すれば、レシピが一覧で出てきます。あとは今日の献立を決めて、残りの材料を買って帰れば良いのです。
あとは、手に入れたレシピをそれぞれのノートブックに振り分ければOKです。最初は手間かもしれませんが、後から非常に役立つ、あなただけのレシピ本が出来上がることでしょう。
あとがき:自分だったらこうする
いかがだったでしょうか。今回の件は、世の中に出版されている料理本を、Evernoteのノートブックに見立てて作る方法です。
最初はノートが少なく、ちょっと物淋しい感じになってしまうかもしれません。ですが、チリも積もればなんとやら。少しずつ貯めていけば、一ヶ月後には立派な料理本の完成です。
これを例えば主婦仲間で共有し合うのも良いですね。「あちらの家庭ではこんな料理を作ってるんだ!」と良いヒントを得られるかもしれません。
ぜひ、今回の活用方法を基に、いろんな使い方を広げていってみてください。
それでは、今日はこのあたりで。