Macのメニューバーは便利ですよね。アプリアイコンを置いておくことで即アクションを起こせたり、天気やシステム状況を把握できたりと、Macでの作業をサポートしてくれます。
ですが、その数が多くなりすぎると、左のメニューに隠れてしまう問題があります。
▲せっかくメニューバーを使っているのに、左の方のアプリは隠れてしまう。
Macのシステム関係のアイコンであれば、「command + ドラッグ」で並び替えができます。しかし、インストールしたアプリは、任意での並び替えができません。
解決策として、以下のような「メニューバーのアイコンをまとめてくれるアプリ」をインストールしている方もいらっしゃるかもしれません。
[browsershot url="http://www.macbartender.com/" width="300"]
via: Bartender
しかし、メニューバーの良い所は、即時アクションを起こせる点。知りたい情報をいつでも見られる状況にしておける点。なるべくなら、普通に表示させておきたい所です。
そこで、メニューバーの順番を入れ替えてみたらいかがでしょうか。
左のメニューバーに隠れては困るアプリ、例えば「天気アプリ」や「空きメモリ確認アプリ」は、極力右側に配置。どうでもいいアプリは左に配置。そういった具合です。
メニューバーに配置される順番は、アプリを起動した順番に依存します。つまり、起動したアプリから順番に右詰めで増えていきます。
これを利用すれば、自分好みの順番でメニューバーを表示させられます。
しかし、これを自力でやるのは面倒くさい。すべてのアプリを再起動させるなんて、とても非効率です。
そこで、「OrderOfLaunch2」が便利です。このアプリを使えば、とてもカンタンにメニューバーアイコンの並び替えが可能。増えすぎたメニューバーの整理には、おあつらえ向きなアプリとなっています。
メニューバーの順番をカスタマイズできる「OrderOfLaunch2」
Macのアプリ「OrderOfLaunch2」は、メニューバーの順番を入れ替えられるアプリです。
仕組みは非常にシンプル。「OrderOfLaunch2」にて、メニューバーに常駐させるアプリの順番を決めます。
順番を決めたら、更新ボタンを押します。すると、関連するアプリが一度すべて終了し、再起動されます。
メニューバーアイコンは、起動したものから右詰めに表示されていきます。「OrderOfLaunch2」はその特性を活かし、設定した順番にアプリを再起動していってくれるのです。
▲「OrderOfLaunch2」を起動し、メニューバーの右側に置きたいアプリをドラッグ＆ドロップしていきます。
▲左上の更新ボタンを押すと、登録したすべてのアプリケーションが再起動を始めます。そして、指定した順番に起動し、メニューバーが整理されます。
メモリー解放や天気はいつでも把握したい
このアプリを使う理由は、Macの中でも常に把握しておきたい情報があるからです。
例えば「Memory Scope」を利用した空きメモリー状況や、「そら案内」を利用した天気情報。これらは常に見られる位置にいて欲しい。
そういうアプリは好んで右側に置いておきましょう。そうでないと、アプリによっては消えてしまって、メニューバーに常駐させた意味がありません。
逆に「Dropbox」や「GoogleDrive」はFinderからも閲覧できるので、使用頻度が低い。そういう物は左の方に置いておいても差し支えないでしょう。
あとがき：お金を払うか、自力でやるか
メニューバーの整理のため。それだけのためにお金を払うのはいかがなものか。これは悩みどころかも知れません。やろうと思えば、自分の力だけでもできますからね。
これは費用帯効果ですね。節約できそうな時間と、対価として支払うお金。天秤にかけて、重くなった方を選択すれば良いと思います。
私は面倒が嫌いなので、即購入してしまいましたが。それでも今は満足していますので、無駄な買い物ではなかったでしょう。
それでは、今日はこのあたりで。
