Evernoteの整理なんて、だいたいでいい。そう思い始めたのは最近のことです。
Evernoteを使っている一番の恩恵は「ここを探せば、過去のことがだいたい入ってる」という安心感だと思う。なんでもかんでも入れてしまえるから、この安心感はパない。迷ったらEvernote。これが定着してる。
じゃあそれを効率よく引出すためには?
この問に答えるために、ノートブックを分けたりタグを付けたりしてると思います。でも、この整理にばかり時間をとられていませんか?私はチョー取られてます。
ただ、よくよく考えると整理整頓って、Evernoteにはあんまり必要ないんじゃないか。そう思うのです。
キーワードでだいたい取り出せる
Evernoteのいいところに、検索機能が充実してるってのがあります。
「あのノート見つけたい」と思ったら、検索窓に思いついたキーワードをとりあえず突っ込んどけばOKですし。なんせPDFに書かれたキーワードだってヒットしますから。
んー。。そう考えるとノートブックやタグ付けの整理を血まなこになってやる必要はないんじゃないかと思ってしまう。
Evernoteの真髄は「必要なときに狙った情報を手に入れられる」。コレに尽きます。
そのために、整理整頓の時間を費やすよりは、ノートを作るときに一手間いれておいた方が、のちの楽に繋がるんじゃないかなと思うようになりました。
ノートにキーワードを羅列させておく
狙ったノートを手に入れるため、ノートを作るときに一手間加えてやる。具体的には、ノートの頭にキーワードを羅列させておくといいってお話。
例えば、気になるWebページをクリップしたら、そのクリップに関するキーワードを入れておくと、のちのちの検索が楽になります。順不同でも大雑把でもいいので、気になったワードをとりあえずぶち込んでおく。
また、ノートの先頭に「ノートを作った理由」を入れておくのもいいと思います。なぜこのノートを作ったを書いておけば、ノートを作ったときの気持ちに戻れますから。
もう一つ、私がよくやってること。それはノートの評価として★マークをつけておくことです。例えば「★★★★☆」って感じ。そうすれば、このノートの重要度が一目でわかるので重宝してます。また、人に勧めるときなんかにも便利。
検索機能を把握しておく
狙ったノートを手に入れる、もう一つのコツ。それは、検索機能を上手く活用するってことです。
例えば「todo:false」って検索すれば未完了のToDo(□マークが含まれるノート)を取り出せるし、「created:20110331」ってやれば2011年3月31日以降に作成したノートを取り出せる。
こういうTipsを知っているだけで、目的のノートに辿りつける確率がぐんと増えます。
ただ、いきなり全部覚えるのも大変なので、最初はチートシートをカンニングするのが良いと思います。それについてよくまとめていらっしゃるのが、ココの記事(→Evernoteを自由に検索するための10の条件: created by Roppi.net)。ご参考にしてみてください。
また、よく使う検索機能は、検索条件を保存しておくのが吉。というのも、保存された検索条件は、iPhoneやiPadなど、すべてのデバイスで同期されるからです。べんりー。
例えば私の場合、「[Archive]ノートブック内の[未完のToDo]を含んだノート」という検索条件を保存しています。
これは先日私が書いた記事のように、Evernoteでブログのネタを育てるときに、作成途中のノートをすぐに見つけられるようにするためです。
ちょっとした工夫しだいで、Evernoteはもっと便利になります。
Evernoteに固執するあまり、Inbox整理にやたらと時間を取られてしまっては本末転倒。この先使わないノートのために、今の5分間をくれてやることはありません。
それよりも、探し出せる工夫をしてやることが大切。そうすればEvernoteに費やす時間がもっと短くできるんじゃないかと思います。
方法が目的にならないようにしなくちゃ!・・・と自分に言い聞かせる每日の bamka_t でしたー。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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