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【正直】SOUNDPEATS AIR5 PRO+ レビュー!映画・音楽・アニメが超楽しくなるイヤホン【良すぎた】

SOUNDPEATS社の最高ランクイヤホン「Air Pro+」。こちらを試用する機会をいただいたので、奮って使用感のレビューをしていこうと思う。

結論からお話しすると、「最高ランク」「Pro」の名も納得のクオリティだった。

低音域の迫力と、中高音域の繊細で高い解像度が共存するイヤホンで、音楽・映画・アニメなど幅広い用途で大活躍できる逸品。
エンターテイメントを楽しむのに最高の相棒になりえるイヤホンであった。

イヤホンご購入時に使用できるクーポンも発行いただいたので、よかったらぜひ使ってほしい。

以下のクーポンコードは、どなたでもご利用可能で、しかも、ブラックフライデーをはじめとした各種セールといっしょに使用できる。クーポンの利用自体に、私に特にメリットがあるわけじゃないので、遠慮なく使ってもらえたらうれしい。

8%OFF クーポンコード:SPA5P25BF21
対象商品: SOUNDPEATS Air5 Pro+
利用期間:2025年11月21日(金)00:01~12月21日(日) 23:59
※本クーポンコードは、Amazonのセール価格やクーポンと併用可能です。

SOUNDPEATS Air5 Pro+ の概要

SOUNDPEATS Air5 Pro+は、SOUNDPEATSが販売しているイヤホンの中でも最高位クラスのイヤホンだ。

実際、1万円を超えるイヤホン・ヘッドホンをほとんど持たないSOUNDPEATS社には珍しく、定価で15,380円と高額だ。

しかし、搭載している機能や性能を考えると、この価格にも納得ができる。
特に「MEMSドライバー」を採用したことによる音質の向上には素晴らしく、音楽はもちろん、アニメや映画の視聴にも大活躍しそうだ。

製品の詳細なスペックは公式サイトからの情報を参照してもらいたい。公開されている情報を私がここで語っても、あまり意味もないだろうから。

それよりも、実際に使用してみての使用感や製品のクオリティについてのほうが知りたいだろうと思うので、それを書き連ねていこうと思う。

デザイン:★★★★☆

黒がベースで、金色がアクセントで使われているデザイン。素材のプラスチック感があるので「高級感」はないが、「プレミアム感」を感じるデザインだ。

イヤホンケースも光沢のないマットな質感になっていて、安っぽさは感じられない。

イヤホン本体にも金色の装飾がほどこされている。
金色のラインに同社のロゴ。ギラギラした金色ではないので、装着していても "いやらしい" 感じはないのでご安心を。

音質:★★★★★

広がりと迫力のある低音と、クリアで解像度の高い中〜高音域で、音楽・映画・アニメなどの作品を視聴するのが非常に楽しくなるイヤホンだ。

当製品の最大の特徴は、MEMSドライバー「Cowell」を採用した点だ。

「MEMSドライバー」は、次世代の高音質デバイスとしても注目を集めているもの。極めて軽量なシリコン製の振動板を備えており、優れた過渡応答性と低歪性が特長。

仕組みについては以下の以下の記事などで詳細に説明されているが、オーディオの知見が乏しい私には、革新性やメリットを理解するのがなかなかに難しかったと、正直に暴露しよう。

ただ、このドライバーを採用したことで得られた「微細な音のニュアンスまで忠実に再現できるようになった圧倒的な精密描写力」については、十分に感じることができたように思う。
音楽・映画・アニメなどの作品を視聴して、普段なら聞き逃してしまいそうな細かい音までも拾うことができ、作品の楽しみ方が広がったように感じたからだ。

これに「10mmダイナミックドライバー」による迫力の低音が加わる。
「低音がズンズンと力強い」という単純なものではなく、深みとキレを感じることのできる音だった。ボリュームと量感でごまかすような粗粗しいものではなく、音のひとつひとつをきちんと聞き分けられる繊細さがある。

各種作品を視聴しての感想

私が実際に作品を視聴して感じたそれぞれの印象をお伝えするので、それをもって「音」の輪郭を掴んでもらえたら嬉しい。

スピッツの「火を護る」はバンドサウンドの代表例としてヒアリング。低音が力強く響きつつも、それぞれの楽器が「いっしょ」にならず、それぞれが「絡み合って」いる様子がわかる。

特にベースの音色が印象的。ピックで弦を弾いたときのギザギザしたアタック音がしっかりと拾えていた。


米津玄師の「地球儀」では、グランドピアノのしっとりとした暖かな音色を感じながら、米津さんの透き通った歌声がたのしめる。コーラスの混ざり合いも自然で心地良い。

3:30ぐらいからは、「ぎぃ……ぎぃ……」と、イスが軋む音もしっかりと捉えることができて、音の深みや解像度の高さを感じられた。


パワフルな重低音を楽しむなら映画も忘れられない。ダークナイトでのカーチェイスでは、爆発やバットモービルのエンジン音の低い唸り声が「ずぅぅぅぅん」と鼓膜を震わせてくれる。

ワイヤーの甲高い音の緊張感を感じながら、腹にも響いてくるような低音で、映画の臨場感が増してくる。


こちらも同じくダークナイトから、サウンドトラック「Why So Serious?」。

3:27頃からはじまる「ズンズンズンズン……」という、音にもならないような超極低音をぜひ聴いてもらいたい。

スピーカーからの振動が圧となって鼓膜に響いてくる。低音が弱いスピーカーでは、こんな威圧感は感じられない。


トランスフォーマーでは、トランスフォームする際の複雑な金属が心地良い。独特で唯一無二なこの音響芸術を大迫力で楽しめる。


派手なガンアクションもいいけど、こういう「銃を取り扱っているときの効果音」が個人的にとても好き。

金属が擦れる音や、操作するときのカチャカチャする感じが、耳障りがよく、とても心地よく聞こえる。


「進撃の巨人」では、ワイヤーの射出音だけでなく、キリキリと擦れる音にも臨場感を感じる。

巨人が走るときの鈍い足音や、瓦屋根を走り抜けるときのカラカラという音など、さまざまな効果音が幾重にも重なり合っていたのだと気づかされる。

ノイキャン性能:★★★☆☆

ノイズキャンセリング機能については、「完全なる無音」を作り出すようなものではない。オンにしていてもある程度の音は聞こえてしまう。

しかし、街の雑踏や人の話し声は非常に遠くなるし、今まで気にもとめていなかったホワイトノイズが「スンッ」と消える感覚はある。

なので「特筆するほど優れているか」と言われればNOなのだが、日常的に使う分にはまったくの不足を感じさせない。

それぐらいには良品質なのだ。

操作性:★★★★☆

操作性は非常によい。音量の上げ下げ、曲のスキップ、再生 / 停止など、基本的な操作をイヤホンのみで完結できるのは、当たり前だけれどもうれしい。

左のイヤホンを長押しするとモードの切替。

ノーマルモード→ANC(ノイズキャンセリング)モード→パススルー(外の音が聞こえる)モードの順に切り替わる。

個人的にANC→パススルーの順なのがありがたい。

外出先ではANCモードにしていることが多いため、買い物などの際にすぐにパススルーに切り替えられると助かるのだ。

イヤホンケースのインジケーターも良い。

  • 〜20%:赤
  • 20%〜69%:黄
  • 70%〜99%:緑

こんな感じで細かく区切ってくれているので、充電のタイミングを見逃さないで済む。

唯一にして最大の弱点は、イヤホンを収納するときの向きだ。こんな感じで、イヤホンが外側に向いてしまっている。

これだと、イヤホンを耳に装着するとき、取り出したイヤホンを回転させなければならない。そのひと手間があるせいで、イヤホンが手元から滑り落ちるリスクが非常に高くなっている。

たとえばAppleのAirPodsなどは、このような形で内側に向いている。取り出したままの向きで、すんなり耳に付けられるので、取り扱うをミスることもない。

些細なことかもしれないが、毎日使うものなので、こういうちょっとした "つかいにくさ" がストレスとして積み重なってしまう。外出先で利用するシーンも多いだろうし、とくに冬場のかじかんだ手などでは非常に危うい印象だ。

装着感:★★★★★

イヤーチップはS・M・Lの三種がついてくる。もちろん、他のメーカーのイヤーチップを装着することも可能だ。

特徴的なのは、イヤーチップが楕円形をしている点。これのおかげか、耳の中にしっかりとフィットしてくれて、安定感と気楽さがある。

「締め付けが強い」「耳が痛くなる」といったこともなく、装着したまま2〜3 時間過ごすとなっても一切の苦痛を感じることはなかった。

マイク・通話性能:★★☆☆☆

マイク性能は、お世辞にも良いとはいえないかな。

「まったく使いものにならない」というわけではないが、キレイで透明感のある音声というわけでもない。個人的にはAirPodsのほうがクリアで素直な印象を受けた。

業務におけるオンライン会議への利用ぐらいなら問題ないが、動画コンテンツの制作機材としては品質不足なように感じる。

総評:★★★★★

製品を提供いただいたから忖度をしているわけではなく、純粋に「良い!」と思えるイヤホンだった。

アニメや映画などの視聴シーンも多い私なので、低音域の迫力と音の高い解像度は本当に魅力的だった。足音や服のこすれなど、ちょっとした効果音まで楽しむことができて、過去に視聴した作品も見直してみようと思ったほどだ。

  • この記事を書いた人

ばんか

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