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エリクサーを躊躇なく使える性格に変われる5つの考え方

エリクサー。歴代ファイナルファンタジーシリーズではお馴染みの、HPとMPを満タンに回復してくれる万能薬。

しかしその希少さゆえに、一度としてエリクサーを使用することができず、そのままエンディングを迎えてしまった人も多いのではないでしょうか。

俗に「エリクサー症候群」という症状です。

貴重で高級な道具を、ここぞという場面で使えない。有限な資源を適材適所で使うことができず、結局「宝の持ち腐れ」にしてしまう、この症状。

こんな自分の性格を治したいという思う人も多いでしょう。もしかしたら、考え方を変えるだけで、エリクサーを使うことへの躊躇いが取り除けるかもしれません。

Elixir no tsukaikata 01

そもそも何故エリクサーが使えないのか

エリクサーが使えない最大の理由は、希少品であり、数が極小で有限だからでしょう。お店で買うことができないレアアイテムであるため、使いドコロには慎重にならざるを得ません。

そして RPG ゆえの「あとどれくらいでエンディングなのかがわからない」という条件が加わります。

先々に待ち構えている困難やリスクが見えないので、ちょっとやそっとのピンチでは使い切れない。「今以上の困難な状況がこの先に待ち受けているかもしれない」と考えてしまい、今を我慢してしまうのです。

——この状況、普段の生活で考えたら当たり前ですよね。人生のなんて「有限な資源」と「予測不可能な未来」の連続であります。

ぜひとも考え方を改めて、躊躇なくエリクサーを使えるようになっておきたいものです。

じゃあどうすれば治るのか。もしかしたら考え方をほんのちょっと変えるだけで、もったいない精神は解消できるのかもしれません。あなたの心の楔が少しでも外れることを願っています。

1. 自分の選択に自信をもつ

後悔をしたくない。失敗したくない。この気持ちが強いということは、過去への執着が強い現れです。過去の自分の選択に自信が持てず、過去への思い入れが強すぎるため、思い切った行動を制限してしまう。

どんな状況においても、過去を変えることはできません。しかし、過去への認識を変えることはできます。

「自分の選択は正しかった」
「"今" から見たら間違った選択をしたように見えるけど、あのときは正しいと思った自分の決断を褒めるべきだ」

過去に縛られるのではなく、先を見つめていきましょう。過去の結果である「今」から、「未来」をどう生きるかに考えを巡らせるべきです。

2. 目に見えない "機会" を失った事実を知る

エリクサーを使わなければ、資源であるエリクサーは手元に残ります。

しかしそれと同時に、手に入れられたはずの「機会」を失った事実にも目を向けるべきです。そして、その損失の大きさに気がつかなければなりません。

ゲームであれば、セーブデータからやり直せばいいのかもしれません。(しかしエリクサーを使わなかったことによる「やり直し」で、「時間」という大きな機会を失った事実に気がつかなければなりません)

しかし人生は一度きり。訪れたチャンスは、逃してしまえば二度と訪れないかもしれません。

機会損失の重要性に気がつきましょう。今という瞬間もまた、唯一無二のレアアイテムです。

3. 常に全力!今を生きる

「この先に、まだ最適な場面が待ち受けているかも」
「今を我慢すれば、もっと大きなものを手に入れられるかも」
「未来にはもっと大きな困難が待ち受けているかも」

まだ見ぬ未来にばかり目を向けて、今に全力を出せないのは本末転倒。今の連続が未来であって、今に全力を出せない人に、今よりもっと大きな未来は訪れません。

未確定の遠い未来ではなく、今という困難をどう乗り切るか、今というチャンスをどうやってものにするか。「今」にフォーカスをすれば、道具を最適に使いこなせるはずです。

仮にこの先、エリクサーを使わないと攻略できない局面が待ち受けていたとしても、その時は他の策を考えればいいだけの話です。

4. 財産ではなく負債である

エリクサーはその絶大な効果ゆえに、大きな財産であるように思えます。しかし見方を変えれば、それは負債でしかないのかも。

心の負債。いつも使いドコロに頭を悩ませてしまう、心を縛り付けている重り。

ならばそれは、持っているだけでアナタを苦しめてしまう、呪われた装備なのです。ならばいっそ、無かったことにすればいい。捨ててしまえばいい。

5. エリクサーを使わないで済む状況こそ正しい

エリクサーがなければ攻略できない。そんな状況を作ったこと自体が、そもそもの失敗なのです。

奥の手を使わなければならない。そんなキワッキワの状況は作らないほうが良いに決まっています。

奥の手なんてものは、誰にも悟られることなく、心の奥底に溜め込んでおけばいい。

最後の土壇場まで出し惜しみしておいて、結局はそれで勝利を上げるなんて。そんなやり方が賞賛されるのは、戦隊物のヒーローだけなのです。

エリクサーなんてものは、使わないことのほうが正しいのです。

執筆後記

私自身、エリクサーはほとんど使った記憶がありません。使わなくてもクリアできる状況を、無意識に作っていたのかもしれません。

躊躇いなくエリクサーを使える人は羨ましい。でも、私の長所はきっと「エリクサーを使わずとも楽にクリアできるほどの用意周到さ」だと思っています。

エリクサーという心の楔から、あなたが開放されたなら幸いです。

ちなみに私は6が好き。スーファミの内容がアプリでできちゃうんだから、時代の流れと技術の発展を感じますね。

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  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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