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究極の機能美!最高の書き味を誇るボールペン「カランダッシュ 849」の7つの魅力

書き味のよいボールペンは何?と聞かれれば、JET STREAMだと答える人は多いと思います。

私もそう思いますが、実は個人的にJET STREAMの感触はあまり好きではないんです。

JET STREAMの書き味は、スラスラというよりもヌルヌル。筆圧をかけずともインクが伸びていく感じが特徴です。……それが私は苦手でしてね。

もうちょっと "書きごたえ" と言いますかね。スラスラ感はありながらもボールペンとしての引っ掛かりや手応えがある方が好きなんです。

CARAN d’ACHE(カランダッシュ)のボールペンは、そんな私の好みにちょうどハマった最高の筆記具でした。

正統派ボールペンの中では断トツでスラスラ書ける、最高の書き味を誇ります。

値段も手頃でありながら、人前に出しても恥ずかしくないフォルム。無駄を削ぎ落として残ったシンプルな機能美が、持つ人の楽しみとワクワクを助長してくれます。

そんな魅惑のボールペン「カランダッシュ 849」の魅力を7つにまとめてご紹介しましょう。

0. 無駄を削ぎ落としたシンプルでスタイリッシュなフォルム

カランダッシュはスイス・ジュネーブの老舗ペンメーカー。

社名である「カランダッシュ」はロシア語で「鉛筆」という意味。鉛筆から生まれた六角形のフォルムが、カランダッシュのシンボルとなっています。

今回私が買った「カランダッシュ 849」も、鉛筆のような六角形のフォルムです。

Carandache 849 1

無駄な部分が一切なく、筆記具としての機能を最大限に高めたフォルムになっています。その秘密は、後でのお楽しみ。

クリップの頭には「SWISS MADE」の文字が。

Carandache 849 3

クリップの裏側にひっそりと「CARAN d’ACHE 849」の文字が入っていて、筆記具としてのデザインを損なわないように配慮されています。

Carandache 849 2

 

ではここから、カランダッシュ 849の隠された魅力について紐解いていきましょう。

1. 安っぽくない素材

カランダッシュ 849は数々のカラーバリエーションやデザインを展開しています。そのためプラスチックと誤解されてしまいがちですが、素材は違います。

Carandache 849 7
via: 849 | CARAN d'ACHE

カランダッシュ 849で使われているのはラッカーコーティングのアルミ合金製。やっすちいプラスチックではないのです。

大人の男の人がちょっとした遊び心として持つにも、ちょうど良い筆記具。

ちなみに、全く同じ書き味の上位互換シリーズに「エクリドール」というものもあります。人へのプレゼントや高級ボールペンをお求めなら、こちらの方が気に入るでしょう。

「エクリドール」自体も非常に豊富なデザインが展開されているので、選ぶのが本当に楽しいですよ。

2. 手にフィットする丁度いいサイズと重量

カランダッシュ 849は一般的なボールペンに比べると軸が細め。ペン自体の長さもそこまで長くなく、手の中にすっぽり収まるぐらいです。

Carandache 849 4

これが個人的に丁度いいサイズ。持った時に余計な "余り" が出ないので、手に馴染む感じがあります。

使い込んで何度も削って、ようやく手に馴染んできた鉛筆ぐらいの。そんな感じのフィット感。

重量も、軽すぎず重すぎずといったところで、長時間の筆記でも問題なく使い続けられます。

3. 最小限のパーツで構成されている

写真の中で気がついた人もいるかもしれませんが、カランダッシュ 849につなぎ目はありません。

普通のボールペンだと、ペン先と軸が分かれていたりして、いくつかのパーツで構成されています。

しかしカランダッシュ 849の胴軸はひとつの部品のみで構成されています。そのため、故障が起こりにくく、実用性に優れているんです。

Carandache 849 5

4. ノック音が心地良い

ボールペンをノックした時に音って、大概は「カチッ、カチッ」ですよね。

でもカランダッシュ 849は違います。なんというか「シャキッ、シャキッ」って感じで、スゴく耳障りのいい音なんです。

5. スラスラの書き味を実現したリフィル「ゴリアット」

カランダッシュ 849で使われているリフィルは「ゴリアット」という名前が付いてます。旧約聖書に登場する巨人、"GOLIATH"(ゴリアテ)から名づけられたものだそうで。

そもそも、ボールペンのリフィルに名前が付けられているなんて、それだけでこだわりを感じますね。

Carandache 849 6

スラスラとした書き味も、このリフィルに秘密があります。

ボールポイントは、超硬素材で摩耗に強いタングステンカーバイト製。ボールにインクを送る「インク軌道」も、通常より多く、6本となっています。

これにより、スムーズなインクの供給が可能となり、スラスラとした書き味を実現しているわけです。

6. パフォーマンスに優れたリフィル

リフィルの値段は1,000円程度となっていて、それを高いと感じるかもしれません。しかし、パフォーマンスが段違いなので、一概に高いとは決めつけられない。

ゴリアットの筆記距離は7,000〜10,000メートルと言われていて、一般的なボールペンより断然長いんです。

日本メーカーの金属芯の場合、5,000メートルで300円程度。単純比較ではやはり国産は安いですが、1,000円という価格が決して高すぎるというわけではないことは伝わったと思います。

7. 豊富なデザインと限定品

カランダッシュ 849は、定常的に発売しているデザインバリエーションだけでも数多くあります。

しかしそれに加えて、期間限定のデザインが頻繁に、そして数多くリリースされています。

限定品と言いながら、ネットからであれば今でも限定品を購入するチャンスがありますので、ぜひお気に入りの一本を見つけてみてください。

選ぶ楽しさ、集める楽しさがあるので、カランダッシュ 849の魅力の一つと言えます。

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  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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